MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● 迷える子羊、白キャノン(仮) ●


  「迷える子羊よ・・・どうなさいましたか?」

  「あ、あの・・・」

  俺は白キャノン。何事も真面目に生きていることだけがとりえの男だ。

  その性格ゆえに兄達のペースについて行けず、

  振り回された結果、最近心身ともに疲れていた・・・。


  そんなある日、めったに寄らない空き教室のあるところに俺は懺悔室を見つけた。

  そして今私は懺悔をしているわけだ。


 白キャノン 「私は次男なんですが、なかなか家族に溶け込めないというか、

       どこか浮いてるような気がしまして・・・」

 リグ・リング 「悔い改めなさい、さすれば救われるでありましょう。

        もうすぐ先生が来ます、ありがたきお言葉を決して聞き漏らさないように」

 白キャノン 「は、はぁ・・・」


  先に結果を言うが

  正直何か騙された気分だ。

  俺はただ苦労の日々をぶちまけるために懺悔室に足を運んだのに、

  彼女の「先生」たる人物が現れるや否や、

  私は一方的に輪っかをつけられ、勝手に会員扱いにされ、とどめは

  「会員になった以上、あなたは死ぬまでこの輪っかをはずしてはなりません。

  ・・・さもなければあなたが死後の世界で永遠の苦しみを味わうことになるでしょう」だ。


  もう一度言う。私は特にそういう趣味はないし、ジョークは言わない。

  それでこんなものはとっとと外したいのだ。



 白スナ 「なー、オアシス〜 なんかおもしろいことないかぁ〜?」

 オアシス 「ここで兄さん(白キャノン)が天使の輪っかを着けない限りは・・・」

 ふたり 「(唖然とした顔で)着けてる・・・」


  夕食時。

 白ジム 「(小声で)お、オアシス・・・ヤツに何かあったのか?それともこれが流行ってるのか?」

 オアシス 「(小声)残念ながら、私にも全然・・・」

 白ジム 「(小声)お、オアシス・・・?お前にもワカランだと?」

 白スナ 「(小声で)ここは俺が聞いてみるよ・・・

 白スナ 「キャノン兄さん、頭・・・」

 白ジム 「しっ!!」

 白ジム 「(小声)もしかしたら何か悩みでもあってアピールしてるのかもしれない、

      そのうち飛び降りるかもしれないってのに」

 白キャノン 「どうした」

 白ジム 「空耳だろう、それよりも何か変わったことはあったか?」

 白キャノン 「うーん、特に変わったことは・・・」

  「絶対なんかあったろう、っつーかとっとと話せ」白ジムの目はそう言っている。

 白キャノン 「い、いや・・・そういや宿題があったような・・・」

  二階に上がろうとした白キャノンの肩を白ジムが抑える。

 白ジム 「宿題ならいつでも出来るだろう・・・とっとと話した方が身のためだ」

  いつもの彼では到底思いつきもしないようなセリフをだす兄を振り切り一気に自室まで駆け上る白キャノン。


 白ジム 「おい開けろ、開けるんだ!・・・クソッ、部屋に鍵をかけやがって・・・」

 白キャノン 「ぜ、絶対に言えない・・・変な宗教に入っただなんて・・・」


  こうして白キャノンのストレスはたまっていくのであった――



2005/11/18 23:00:14  >>359氏

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送