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● ゆけゆけUC学園温泉大作戦 夏問散る編 ●


 灰ゲゼ 「ち。前の車邪魔だな」

  彼らの疾駆の邪魔をするワゴン車が一台・・・。

 旧ザク 「この先トンネルを抜けたところで長めの直線がある。そこでアタックだ」

  すかさず旧ザクが地図をチェックして指示を出す。

 ヅダ 「なんなんだ、おまえら・・・素人じゃないのか?」


  一方ワゴン車の車内では・・・。

 Ξ 「ふふふ。高校生の分際で車を運転しつつ温泉旅行に行く・・・

    実に反体制的だと思わないか?メッサー君」

 メッサー 「は、はぁ・・・(おごってもらってる身だし、文句は言えないわね・・・)」

 Ξ 「ああ、そうだ。新しいメイド服を作ってきたのだった。向こうに着いたら着てもらうよ?」

 メッサー 「ヤッパリ・・・あ、でも私・・・(最近太ったのよね・・・)」

 Ξ 「君、最近太ったようだね。だが、サイズの調整は完璧だ。安心したまえ」

 メッサー 「な!ほんとに誰から聞いて・・・!?」

 Ξ 「ふはははは!それは秘密だ!それより運転している僕に何か食べさせてくれないか?」

 メッサー 「(涙目)ハイハイ・・・これでいいですか?あーん・・・」

 Ξ 「おお、バナナか。消化がよくエネルギー補給には最適。よい選択だ」


  マフティーの面々が平和に過ごしていたのであった。


 灰ゲゼ 「くそー!前の車!40km制限キッチリ守ってんじゃねー!!!」

 旧ザク 「ぬううううう!邪魔だ!」

 ヅダ 「サイレンが近づいてきたぞ!前科者になりたくない!!!」


  焦る追跡者たちをよそにあくまで平和なワゴン車内。

 Ξ 「そして、食べ終わったこの皮は・・・車外にぽーい」

 メッサー 「ああ!だめですよ!後ろに車もいるじゃないですか!(しかもなんか恐そうだよぉ・・・)」

 Ξ 「君、君、卑賤な道徳観に縛られてはいけない」

 メッサー 「そういうことじゃなくってー!もぅ!」


 灰ゲゼ 「あ!なんだ?バナナの皮捨てやがった!」

 旧ザク 「なめてんのか!おい!横につけろ!乗り移ってシメてやる!」

 ヅダ 「やめろー!!!これ以上罪を重ねるな!!!」

  ヅダの声を無視して灰ゲゼがアクセルを踏んだその瞬間・・・、

  Ξガンダムの捨てたバナナの皮がすっと夏問27号のタイヤの下に吸い込まれていった。


  ききー!ぎゅるるるるる!


 ヅダ 「な・・・!」

 旧ザク 「バ・・・バナナの皮で・・・」

 灰ゲゼ 「そんなバナナー!!!!!!!!」


  どかぐしゃごしゃぐしゃ


  微妙に余裕あるセリフを吐きながらも

  灰ゲゼ一行の夏問27号はトンネルの壁に激突し大破した。

  そして投げ出された3人の目に映る赤色灯の光・・・。

 ヅダ 「く・・・大丈夫か?」

 旧ザク 「あ、ああ・・・なんとか」

 灰ゲゼ 「俺様も大丈夫だ」

 ヅダ 「くそ!サツに追いつかれる!しかたない、走るぞ!」

 旧ザク 「お、おお!」

 灰ゲゼ 「ま、待ってくれ!俺様は体は頑丈だが、足には自信があまり・・・」

 ヅダ 「 死 ぬ 気 で 走 れ 。捕まったら俺たちは終わりなんだ!」

 灰ゲゼ 「し、しかし!」

 ヅダ 「走らなければ今ここで絞め殺すぞ!さっさと来い!」

  前科者になりたくないヅダの鬼の形相に気おされて、灰ゲゼも立ち上がり走り出す。

  そこで全員走れるのも凄いが、とにもかくにも3人の追跡(と逃亡)は再び開始されたのであった。

  行き着くところは希望か、絶望か?



2005/12/03 16:05:52  >>454氏

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