灰ゲゼ一行がトンネル内で大破した頃、電車内では・・・。
ｶﾞﾙﾊﾞα 「あらー、そうなの。お兄さんにムリヤリねぇ」
ｷﾞｬﾝﾇ 「はー・・・そうなんですよ・・・ほんとはフェンシング部に入りたかったのに」
ｶﾞﾙﾊﾞα 「今から移ってきなさいよ。まだ全然大丈夫よ？」
ｷﾞｬﾝﾇ 「そうしたいんですけどねぇ」
ｶﾞﾙﾊﾞα 「あなたならフェンシング部のエースも夢じゃないわよ？」
ｶﾞﾙﾊﾞβ 「ちょっと姉さん、兄さんに悪いよ」
ｶﾞﾙﾊﾞα 「あなた、中等部のガルバβ君ね？あなたもどぉ？男子がいなくてこまってるのよぉ」
ｶﾞﾙﾊﾞβ 「あ、いや！僕はもう進級したら柔道部に入るって決めてるんで！（ｱｾｱｾ）」
ｶﾞﾙﾊﾞα 「そんなこと言わないで？
あなた、他人とは思えないわぁ。お姉さんを助けると思って、ね？（ぴっとり）」
ｶﾞﾙﾊﾞβ 「うあ！む、胸があｑすぇｄｒｆｔｇｙふじこｌ」
ガルバαによる部員引き抜きが行われていた。
ｷﾞｬﾝ 「（ちょっとー、悪いわよ？ガルバ）」
ｶﾞﾙﾊﾞα 「（何言ってるのよ！？
二人とも中学で柔道全国チャンピオンになった逸材よ！この機は逃せないわ！）」
ｷﾞｬﾝ 「（だってー・・・ヅダ君一人だけになっちゃうよ？）」
ｶﾞﾙﾊﾞα 「(そんなこと知ったことではありませんわ！それより、あなたもちょっと手伝いなさいよ！）」
ｷﾞｬﾝ 「（ちょ！なにすんのよ！）」
ｶﾞﾙﾊﾞα 「(いいからほら！胸のボタン３つくらい開けなさいよ！）」
ｷﾞｬﾝ 「（ちょー！ちょっと、ほんとわたしのキャラじゃないからー！）」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「ところで、今回の作戦は？」
ｻﾞｸⅡF 「おう、今回の作戦ポイントは１､露天風呂。２、一階大浴場だ」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「おぉー。い、今からこ、興奮が抑えきれねぇな」
ｻﾞｸⅡF 「（バサ）この通り見取り図も入手済みだぜ」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ&ｻﾞｸⅡF 「ぐふふふふふふふふ」
ｻﾞｸ改 「なあ、旅館に恋人風呂ってのがあるんだって」
ｱﾚｯｸｽ 「えー・・・それってー・・・」
ｻﾞｸ改 「フロントに言えば２時間貸切にしてくれるんだって」
ｱﾚｯｸｽ 「あー、うんー、でもなぁ・・・」
ｻﾞｸ改 「ね？いいでしょ？（部長置いてきてほんとによかった・・・）」
ｱﾚｯｸｽ 「えっちー、クスクス・・・どうしようかなぁ・・・（部長置いてきてほんとによかった・・・）」
橙ｹﾞｾﾞ 「（兄貴！頼むからトンネル内で成仏しててくれ！！）」
橙ゲゼは心配のためか無意識に貧乏ゆすりをしていたらしい。
眠っていたキャトルさんの目を覚まさせてしまったようだ。
ｷｬﾄﾙ 「ん・・・ほんとうにどこか悪いのではなくて？先程から顔色が優れませんよ？」
橙ｹﾞｾﾞ 「あ、いえマジで大丈夫です。ホント」
ｷｬﾄﾙ 「ちょっと横になってなさい？私が膝枕してさしあげますから」
橙ｹﾞｾﾞ 「( *ﾟДﾟ)Σ い！いえ！そんな恐れ多い！」
ｷｬﾄﾙ 「クス・・・遠慮しないの。ね？」
橙ｹﾞｾﾞ 「そ、そうですか・・・それではちょっとだけ失礼」
橙ゲゼはふとももの誘惑に耐え切れなかった。
ｷｬﾄﾙ 「どう？高過ぎないかしら？」
橙ｹﾞｾﾞ 「は、はい！丁度いいです」
ｷｬﾄﾙ 「そう？じゃ、ちょっとお眠りなさい」
橙ｹﾞｾﾞ （はぁぁぁぁあああ・・・幸せだぁ・・・これで兄貴さえ来なければ・・・）
様々な思いを乗せ電車は走る。
鬼神と化した追跡者が後を追っているとも知らずに。
目的地はもうすぐそこだ。
2005/12/07 22:30:11 >>490氏
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