温泉に向かう列車。
車内の皆が温泉に様々な思いを馳せる頃、一人だけ不安げな男、いや漢が居た。
それは時代劇愛好部部長であり剣の達人でもあるガンダムMk‐Xであった。
Mk-X 「・・・・・・・・・・・・(思いつめた表情)」
ゼク長 「どうしたのですか?Mk‐X様。顔色が悪いですよ?」
ゼク次 「・・・(心配げに見つめる)」
ゼク三 「そうですよMk‐X先輩。何か変な物でも拾って食ったんですか?」
ツヴァイ 「(長女の後ろの席から顔を出し)先輩が拾い食いなんてする訳無いじゃないですか。
で、何かあるんですか?」
Mk-X 「い、いや違う、拙者の体の具合が悪いのでは無い・・・実は拙者の姉上の事でな・・・」
ゼク姉弟 「・・・お姉さんの事?」
Mk-X 「ウ、ウム・・・実はこの旅行の事は姉上には内緒にして来たのだ・・・
それが姉上にバレないか拙者は心配なのだ」
ツヴァイ 「え、何でMk‐X先輩はお姉さんを誘わなかったのですか?」
ゼク長 「そうです!!Mk−X様!いつもであれば隠し事はお嫌いな筈。なのに何故?」
Mk-X 「そ、それは・・・姉上が皆に迷惑をかけるかと思ったからだ」
ゼク次 「・・・・・・???(疑問な顔)」
Mk-X 「実を言うと、姉上は楽しそうな事には首を突っ込む口でな。しかも悪ノリをしやすいのだ。
その姉上の暴走の所為で中学校の修学旅行が無茶苦茶になった事があったのだ。
だからこそ、今回の旅行には誘わなかったのだ」
ツヴァイ 「先輩のその気持ちは分かります(・・・だって俺は同じ無茶苦茶な姉が3人も居るし)」
ゼク三姉妹 「ツヴァイ・・・何か私達の事を悪く考えなかった?」
ツヴァイ 「(#゚Д゚)藩゙クッ! い、いや、別に何も!!そ、それより車内販売で何か買わない?
車内販売の人が丁度来た事だしさ」
ゼク長 「・・・・・そうね、喉も乾いた事だし何か買いましょう。無論、弟のおごりで(笑顔)」
ツヴァイ 「(結局、許してくれなかったか・・・)あの、ジュース4本とお茶ください・・・」
車内販売嬢? 「ジュース4本にお茶ですか?他にMk‐Xの美人で強い姉は如何ですか?」
Mk-X 「(#゚Д゚)藩゙ビクッ あ・・・・姉上!?な、何故ここに!?」
ゼク姉弟 「え゛っ・・・・・・(#゚Д゚)#゚Д゚)#゚Д゚)#゚Д゚)煤E・・・・・」
Mk-X (終わった―――っ!!今回の旅行どころか拙者の人生も終わった――――!!orz)
Mk-W 「ウフフ、愚弟の隠し事なんてこの私の手に掛かれば隠した事にならないわよ♪
ねえ、おとうと君♪(凄い笑顔)それじゃ、また温泉旅館で会いましょう♪じゃあね☆」
ツヴァイ 「・・・・・・凄いお姉さんだったね・・・・・・」
ゼク長 「そ、そうね・・・(もし、Mk‐X様と結婚したらあの人が義姉になるって事なの?・・・なんか凄く嫌)
ゼク次 「・・・・・・・・・(呆気に取られ、何も言えない)」
ゼク三 「・・・いくらアタイでもあのお姉さんには勝てそうにはねえな・・・マジで・・・」
Mk-X 「・・・ガクガクブルブル(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル・・・」
時代劇愛好部の温泉旅行はこれからどうなる!!ついでに部長の未来もどうなる!!
取り敢えず、温泉編はまだまだ続く!!
2005/12/08 00:25:17 >>494氏
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