MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● ある日の出来事 〜EOJの場合〜 ●


 エレゴレラ 「まったくじいちゃんは、僕を呼び出しておきながらどっかに行っちゃうんだから・・・

       ごめんディオナ、君にまで探させて」

 ディオナ 「(ようやくエレゴレラ先輩と一緒に歩けるんだもの、むしろラッキー♪)

       いいんです先輩。私だってヒマなんですし・・・

       でもどこ行っちゃったんでしょうね、校内中探しても見当たらないし」

 エレゴレラ 「・・・もしかしたら外にいるかもしれない!

       昼休みに『もう年寄りなんだしムチャはするな』なんて言っちゃったから」


  外。

 ディオナ 「プールから声がしますよ」

 エレゴレラ 「・・・行こう」

 ディビニダド 「おーい誰かー!わしゃ泳げないんじゃあー!!!」

 ディオナ 「あぁ、先輩!」

 エレゴレラ 「やっぱりな・・・待っててくださいよ、今助けますから」


  んで、


 エレゴレラ 「まったくムチャしないでください」

 ディビニダド 「なぁにを言ってるんじゃあ、わしを殺そうとした連中が・・・」

 エレゴレラ 「わざわざ水着に着替えさせてからプールに沈める人がどこにいるんです」

 ディビニダド 「ところで孫よ、その横にいるべっぴんさんは誰じゃ?」

 エレゴレラ 「話を変えるなって・・・」

 ディオナ 「天文部広報部員兼『EOJ』の下働きのディオナです]

 ディビニダド 「なかなかいい戦力をいれたもんじゃわい・・・

         へっくしょい!風邪を引いてしまったわいチーン!!]

 ディオナ 「せ、先生それって『EOJ』の機密書類・・・]

 エレゴレラ 「(いいんだ、あれが使われるんなら鼻紙にして捨ててしまう方がいい)

       ところで、僕を呼び出した理由は何です。何か用があって呼んだんでしょう?」

 ディビニダド 「おお、そうじゃった。お前を『EOJ』のナンバー2にするって話じゃ」

 エレゴレラ 「お断わりします!僕はあなたの復讐に付き合うつもりはありません」

 ディビニダド 「そうか、残念じゃ・・・で、ナンバー2の方はやらんのかね?」

 エレゴレラ 「やらないって言ってるでしょうが!

       だいたいあなたはね、もう80を超えたんです。もうちょっと自分の立場というのを・・・」

 ディビニダド 「・・・そうじゃな」

 エレゴレラ 「えっ?」


  いつもなら、しつこく頼んでくる祖父が珍しく諦めた。

 ディビニダド 「そうじゃ、お前の言うとおりじゃ。わしゃムチャをしていたようじゃな」

 ディオナ 「先生・・・」

 ディビニダド 「お前達がここまで付き合ってくれただけでも十分だと思わんとバチが当たってしまうのう。

         孫や、この老いぼれの為にいい夢を見させてくれてありがとう。

         この日をもって『EOJ』を解散させる」

 ディオナ 「エレゴレラ先輩!」

 エレゴレラ 「いいんだ、ここで諦めてもらわないと本当に悔いを残させてしまう」

 ディオナ 「・・・」

 エレゴレラ 「そうだろう、じいちゃん」

 ディビニダド 「お前に『じいちゃん』と呼ばれる筋合いはなーい!」

 エレゴレラ 「ぐふっ!」

 ディオナ 「先生、いくらなんでも孫に向かってそんな・・・縁切りのラリアットなんて」

 ディビニダド 「だってこいつお前の彼氏だろ?わしの目が黒いうちは嫁にやるわけにはいかんよ」

 ディオナ 「全然違います!三割がた合ってますけど」

 エレゴレラ 「全然じゃないのか?」

 ディオナ 「そ、そうよ全然・・・私は付き添いで、孫はこっちです」

 ディビニダド 「いや、シリアスな展開じゃったからボケてみたんじゃが・・・真に受けちゃ困るぞい!」

 エレゴレラ 「冗談で孫にラリアットする祖父がどこにいるんです!」

 ディビニダド 「で、ナンバー2のことじゃが・・・」

 エレゴレラ 「話を変えんなー!!!」



2005/12/29 18:41:30  >>559氏
2005/12/29 18:43:31  >>560氏

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