MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● 初詣のお願い(仮) ●


  2006年 一月一日 0:00


 ガンダム 「明けましておめでとうございます

 ガンタンク 「おめでと〜。今年もよろしくね」

 ガンキャノン 「おめでとう!で、ガンダム」

 ガンダム 「何、お姉ちゃん?」

 ガンキャノン 「オマエ、赤ザクと一緒じゃなくていいのか?」

 ガンダム 「!?な、なんてこと言うのさお姉ちゃん!別に僕は・・・!」

 ガンキャノン 「悪い悪い、冗談だって!」

 ガンダム 「んもう、冗談キツイよ!」

 ガンタンク 「あらあら。でも近所なんだし挨拶ぐらいはしたらどう?」

 ガンダム 「そうは言うけどさぁ・・・この時間だし、起きてるかどうか」

 ガンキャノン 「いいんだよ、そういうときは起こしても」

 ガンダム 「よくないって!それに、準備ができてなかったらさあ・・・」

 ガンキャノン 「準備って、何の準備だよ?」

 ガンダム 「コ、ココロだよココロ!」


  ピンポーン♪


 ガンタンク 「あら、どちら様?」

 赤ザク 「あの・・・ガンダム君、起きてますか?」

 ガンタンク 「ええ。アナタが来るのを待っていたわよ」

 赤ザク 「!!」 

 ガンタンク 「フフ、じゃあ呼んでくるわね」


 ガンキャノン 「ほら、ウワサをすれば何とやら、ってやつだろ?」

 ガンダム 「もう、僕行くから!」


 赤ザク 「あっ、ガンダム君・・・明けましておめでとう」

 ガンダム 「おめでとう・・・って綺麗だね」

 赤ザク 「えっ!?」

 ガンダム 「その着物。小物まで全部赤一色?」

 赤ザク 「・・・あっ、うん、そうなんだ。

      ・・・・・・ねえ・・・今から初詣に行こうと思うんだけど・・・一緒に・・・一緒にいかない?」

 ガンダム 「!!・・・・・・あっ、うん・・・こちらこそよろこんで!」



  神社


 ガンダム 「うわあ、スゴイ人だかり」

 赤ザク 「やっぱ、初詣は混むよね〜」

 ガンダム 「うん、そうだね。・・・アレ?彼等は・・・?」

 バーザム 「おっ、ガンダムじゃん!」

 ザクUF 「よう、ガンダム。明けましておめでとう!」

 ガンダム 「二人とも、明けましておめでとう」

 バーザム 「アレ?お前んとこの姉さんは?」

 ガンダム 「今頃二人とものんびりと撮った格闘技のビデオでも見ながら

       あーでもないこーでもないと話してるんじゃない?」

 ザクUF 「いやー、お二人の晴れ着姿ってのも見たかったなー!」

 バーザム 「ってことはお前一人だけ?」

 ガンダム 「いや、赤ザクさんも一緒だよ」

 ザクUF&バーザム 「!!」

 ガンダム 「どうしたの、二人とも?って赤ザクさん?」

 ザクUF 「いや、ねえ(・∀・) ニヤニヤ」

 バーザム 「お熱いねぇ(・∀・) ニヤニヤ」

 赤ザク 「・・・・・・バカ・・・」


 ガンダム 「パンパンッ!・・・・・・」

 ザクUF 「オマエ、何お願いしたんだ?」

 バーザム 「どうせ、彼女との幸せだろ?」

 ガンダム 「違うよ〜。そんなのじゃないよ〜」

 バーザム 「謙遜すんなって。ザク、お前はどうせ『彼女が欲しい』だろ?」

 ザクUF 「お、お前なんかと一緒にしないでくれ!」

 バーザム 「お、なんだなんだ?図星なのか?」

 ザクUF 「ちげーよ、馬鹿!平和だよ、世界平和!」

 ガンダム 「プッ」

 ザクUF 「あっ、笑ったなコノヤロ!お前は平和を願わないってのか!」

 ガンダム 「ちがっ・・・アハハハハ!」

 赤ザク 「あっ、ガンダム君もういいよ」

 ガンダム 「あっ、そう?じゃ二人とも、今年もよろしく」

 ザクUF&バーザム 「おう、よろしくな!」


 ザクUF 「ってバーザム、本当にあの二人をほおっておくのか?」

 バーザム 「んなわけねーじゃん!早速追い掛けるぞ!」

 ザクUF 「オウ!」


 赤ザク 「結局、二人だけで出来なかったね」

 ガンダム 「でも、僕は楽しかったけどなあ・・・赤ザクさんはああいったノリは嫌い?」

 赤ザク 「嫌いじゃないけど・・・ちょっとムードじゃないって言うか、何て言うか・・・ボソボソ」

 ガンダム 「えっ?何?」

 赤ザク 「いや、何でもないよ!ねえ、ガンダム君。ガンダム君は何をお願いしたの?」

 ガンダム 「君まで聞くの?あんまり教えたくないなあ・・・」


 ザクUF 「やっぱ二人、ああしてみるとカップルのソレだな」

 バーザム 「ああ。あの様子をこのカメラで収めて・・・」

 ザクUF 「新聞部に売り渡す、と」

 バーザム 「そうだ。俺らへのお年玉、って所だな」

 ザクUF 「まさに外道!」

 バーザム 「しっ、みつかっちまうぞ!」


 ガンダム 「じゃあさ、赤ザクさんはなんてお願いしたの?」

 赤ザク 「私は・・・『私はもっとガンダム君と一緒にいたい』って」

 ガンダム 「えっ・・・!?


 ザクUF&バーザム 「キター!」


 赤ザク 「べ、別にそういう意味で言ったわけじゃないわよ!

      その・・・なんか最近、以前みたいに話したりするのが少なくなってたから・・・」

 ガンダム 「(そういう意味、ってどういう意味だろう?)そう・・・かなあ?」

 赤ザク 「だからさ、その、いままで通り仲良くしたいって意味で・・・」

 ガンダム 「そう・・・なの?」

 赤ザク 「ワ、私は言ったから!次はガンダム君のが聞きたい!」

 ガンダム 「うん、わかった。僕は・・・」


 ザクUF 「いよいよだぞ」

 バーザム 「あの野郎、赤ザクの気持ちをすっとぼけやがって!

       俺らにも言わなかった願い、聞いてみようぜ」


 ガンダム 「僕はね、今こうして赤ザクさんと一緒に初詣に行ったり、ザク君やバーザク君とはしゃいだり・・・

       そんなふうに今年も、みんなと仲良くやりたいなあって」

 赤ザク 「そう・・・なんだ」

 ガンダム 「うん。なんかさ、こうして回りを見ると結構カップルも多いね。僕らもそう見られてるのかな?」

 赤ザク 「ボソ・・・そう見られてて欲しいな・・・」


 ザクUF 「おいおい、どーするよ?」

 バーザム 「どーもこーもねえ。とにかくアイツ次第だ」


 ガンダム 「・・・それもいい・・・かもね」

 赤ザク 「あっ・・・!!」

 ガンダム 「もう家だね。それじゃ、この辺で。今年もよろしく!」

 赤ザク 「よろ・・・しく」


 バーザム 「オイオイ、コクりましたよ!?コクッちゃいましたよ!」

 ザクUF 「しかもOKじゃないっすか!?そうっすよねえ!?」


 赤ザク 「二人とも、明けまして お・め・で・と(ハァト)」

 ザクUF&バーザム 「あっ・・・(´・ω・)」

 赤ザク 「二人とも死んじゃえー!!」

 ザクUF 「ちょwwwwまっwwwww死ぬwwwww蹴らないでwwwww」

 バーザム 「あっ、俺のカメラが・・・いいものだったのにーっ!」

 赤ザク 「お前らうるさーい!」


  こうして、元日の夜は更けていくのでした。



2006/01/01 00:26:22  >>579氏
2006/01/01 00:45:38  >>580氏
2006/01/01 01:16:15  >>581氏

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