MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● 激撮写真とその行く末 ●


  ある夜。

 高機動ザク 「ザク兄ちゃん」

 ザクUF 「どうした?俺は更衣室覗きの新ルート研究に忙しいんだが」

 高機動ザク 「これ買わない?(ペラッ)」

 ザクUF 「こっ、これは!」

  翌日。

 バーザム 「あーやっと部活終わった・・・」

 ザクUF 「ちょっとバーザムさんバーザムさん、イイ物があるんですが・・・」

 バーザム 「?イイ物?」

 ザクUF 「ジャジャーン」

  温泉でバーザムにグフBが抱きついている写真で、バーザムの顔だけを切り取った物を見せる。

 バーザム 「!!!!!!」

 ザクUF 「言葉にならねえか?『グフB、露天風呂で誰かに抱きつく』激撮写真だ!」

 バーザム 「お、おま、これ」

 ザクUF 「あるルートで入手してねぇ。千円で売るぜ?」

 バーザム (絶句)

 ザクUF 「ま、お前は抱きついてる相手の方が気になるかもしれんけどなー (・∀・) ニヤニヤ」

 バーザム (こ、これは何とかしねえと・・・)

 グフB 「おい」

 二人 「ひいいい!」

 グフB 「バーザム、風紀委員会の会議がある、行くぞ」

 バーザム 「あ、ああ。(とりあえずもらっておく、金は後で払うから!)」

 ザクUF 「いってらっしゃーい (・∀・) ニヤニヤ」

 グフB 「またザクと何か企んでいたのか?」

 バーザム 「・・・あとで話す」



  会議終了後。

 バーザム 「グフB、ちょっと・・・」

 グフB 「?ああ、さっきの話か何があった?」

 バーザム 「これを見てくれ(例の写真を見せる)」

 グフB 「!!!!?バーザム!ちょっと来い!」

 グスタフ・カール 「相変わらず仲いいなあの二人・・・」


 バーザム 「まあとりあえずモチツケ」

 グフB 「ど、どういうことだこれは!」

 バーザム 「あるルートで手に入れたとザクが・・・誰かに盗撮されてたらしいな」

 グフB 「ザクが・・・奴は何処にいる!」

 バーザム 「そうくると思ってたしあいつから聞き出すのは賛成だけど・・・その前に」

 グフB 「その前に・・・何だ?」

 バーザム 「グフB、俺を殴ってくれ」

 グフB 「・・・は?」

 バーザム 「いや、殴られた跡ぐらいねえと無理やり吐かされた、て言う風に見えねえだろ。

       友情は壊したくねえ」

 グフB 「そうか・・・しかし・・・」

 バーザム 「さっさとやってくれよ。俺はMじゃねぇんでね」

 グフB 「・・・断る」

 バーザム 「何でだよ」

 グフB 「罪の無いものを殴るわけにはいかん。それに・・・」

 バーザム 「(何か思いつく)罪を作れば・・・いいんだな?」

  バーザム、グフBを抱きしめる。

 グフB 「な・・・何をする馬鹿者ー!(バキッ)」

 バーザム 「こ・・・これでよし、と。わりいな」

 グフB 「もっとまともな怒らせ方をしろ!またあのときと同じ気分に・・・」

 バーザム 「?あのとき?」

 グフB 「何でもない!行くぞ」

 バーザム 「へいへーい」



  ザクUFの家。


 ザクUF 「わざわざ金払いに家まで来なくても明日払いに来りゃ良かったのに。

       ん、どうしたそのき・・・ずは・・・」

 バーザム 「すまねえザク・・・」

 グフB 「あの写真・・・誰から手に入れた・・・(ゴゴゴゴゴゴゴゴ)」

 バーザム (こ、こえ〜〜)

 ザクUF 「こ、高機動ザクから・・・」

 グフB 「そいつは何処にいる・・・」

 ザクUF 「に、二階の一番奥の部屋に・・・」

 グフB 「そうか(ドスッ)」

 ザクUF 「ぐはぁ!(バタッ)」

 グフB 「行くぞ」

 バーザム (わりいなマイフレンド・・・)


 高機動ザク 「もう逃げ場は無いか・・・でもこの写真だけは」

  バタン(ドアが開く音)

 高機動ザク 「!」

 グフB 「天誅!!」

 高機動ザク 「うわああああああああああ!」

 バーザム 「これがネガか。後は・・・(部屋のPCを立ち上げる)やっぱりここにも保存してあったか。

       うわぁ・・・デバガメ写真満載じゃねえか。これあれば学校全体脅迫出来るぜ」

 グフB 「全て削除しておけ。下手な考えを起こすなよ」

 バーザム 「わかってるよ。!こ、これは・・・」

 グフB 「どうした?」

 バーザム 「(バーザムとグフBが抱き合っている写真を見せる)・・・あとで一発そいつ殴っていいか?」

 グフB 「・・・いいぞ」

 高機動ザク (このままでは・・・終わらせない!)



  ザクUF宅前。


 バーザム 「よし、これで一件落着だな(高機動型が持っていたカメラ・・・欲しかったな)」←グフBが没収しました。

 グフB 「バーザム・・・一つ聞きたいことがある」

 バーザム 「?」

 グフB 「お前はあの写真には顔は出ていなかったのに、どうして私にあの写真の存在を知らせたのだ?」

 バーザム 「うちの学校は物好きが多いからな。

       あれが広まったら『グフBが抱きついてる相手を探せ!』とかそういうことになりかねねぇ。

       それに・・・あんな写真が出回ってたらお前イヤだろ?」

 グフB 「つまり・・・私のため、ということか?」

 バーザム 「!ま、まあ・・・そんな所だよ・・・」

 グフB 「・・・ありがとう」

 バーザム 「・・・お前からまともな感謝の言葉をもらったの久しぶりだぞ」

 グフB 「いつもろくでもない事ばかりしているからだ」

 バーザム 「手厳しいねえ。ほら、送ってくぜ。(後部荷物置きを叩く)今度は殴るなよ」

 グフB 「下手な事を言わなければな。(少し微笑んで腰掛ける)ほら、さっさと行くぞ」

 バーザム 「りょーかい、と」



  翌日の放課後。

 ザクUF 「・・・で結局『彼』は誰だか分かったんですかい?」

 バーザム 「・・・いや、分からなかった」

 ザクUF 「それは残念でしたねぇ (・∀・) ニヤニヤ」

 バーザム 「・・・(部室の扉を開ける)」


 グフA 「バーザム・・・来たわね」

 ドム 「よくのこのこと・・・」

 ドムトロ 「・・・死ぬ覚悟は出来てますよね?」

 バーザム 「え?え??」

 グフA 「こんなのが部室にあったんだけど?(例の抱擁写真を見せる)」

 バーザム&ザクUF 「!!!!!!!!!」

 ドム 「これはどーゆーことですかー?」

 バーザム 「こ・・・高機動型の野郎・・・」

 ザクUF 「・・・(ブルブル)」

 バーザム 「!ザ、ザク、これには深い訳が」

 ザクUF 「バ・・・バーザムのばっきゃろー!(走り去る)」

 バーザム 「ザ、ザクーーー!」

 ドム 「さて先輩、遺言の準備は出来てますか?(にっこり)」

 グフA 「グフBに手を出した罪・・・万死に値するよ!」

 三人 「覚 悟 し な !」


  その日の剣道部室では人のものとは思えない悲鳴が響き渡っていたと、リックドムは言い伝えたそうな。

 グフB 「・・・馬鹿が」



  おまけ


 バーザム (何か・・・俺、毎回ひどい目に合ってないか?)

 グフカス 「バーザム」

 バーザム 「ぶ、部長!?(ガクガクブルブル)グ、グフBにあんなことしてすいません!」

 グフカス 「妹を・・・よろしく頼む(深々と礼をして去る)」

 バーザム 「え?え?ええ!?」



  グフカスタム部長に写真を二枚とも送った。(匿名で)

  これで部長公認で付き合うことになるだろう。

  ザマミロ。

  あれでもし付き合わないと言ったら部長に殺されかねないだろうね。

  これ以上あいつらに関わったらもっと痛い目見るだろうし、ターゲットを変えとくかな。

  べ、別に僕はキューピッドをやった訳じゃないからな、バーザムザマミロ。

  ・・・ザク兄ちゃんに悪い事したかな・・・まいっか。

  なんか久々に思いっきり走りたくなったなぁ。

  うわ、陸上部がこっち見てるよ、逃げなきゃ。


  そして高機動型ザクは走り出した。



2006/01/04 21:45:53  >>596氏
2006/01/05 15:56:55  >>603氏
2006/01/05 22:38:55  >>605氏
2006/01/05 23:13:52  >>607氏
2006/01/06 00:10:06  >>608氏

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