●　追う陸上部、気づかぬ女　●

　ﾉｲｴ　「我々に元旦も正月もない！ただひたすらに鍛錬あるのみ！」

　ｳﾞｧﾙ　「そのとおりだ！よし！いくぞ！ノイエ・ジール！」

　ﾉｲｴ　「よーし！ジーク・ジオン！ジーク・ジオン！ジーク・ジオン！

　　　　　ジーク・・・ん？」

　ｳﾞｧﾙ　「どうした？なぜいきなりやめる？」

　ﾉｲｴ　「いや、なにか視線を感じるのだが・・・」

　ｳﾞｧﾙ　「視線？心当たりは？」

　ﾉｲｴ　「いや、ない」

　ｳﾞｧﾙ　「う〜む、たぶん気のせいだろう。鍛錬を続けよう」

　ﾉｲｴ　「うむ！そうしよう、ジーク・ジオン！」

　ｳﾞｧﾙ　「ジーク！ジオン！」

　　彼らの後方、２０ｍのところ。

　ﾄﾞﾗｯﾂｪ　「先輩・・・やっぱりかっこいい・・・ああ・・・もうステキすぎ！

　　　　　　　でも、覗いてるのが先輩たちに気づかれませんように・・・」

　ﾄﾞﾗｯﾂｪ　「すいませーん、ノイエ・ジール先輩見ませんでしたか？」

　砂ｻﾞｸ　「ノイエ・ジール先輩？たぶん屋上で練習してるんじゃないかな」

　ﾄﾞﾗｯﾂｪ　「本当！？ありがとう！」ぎゅん！

　砂ｻﾞｸ　「はやっ！なんだあの子？」

　ﾄﾞﾜｯｼﾞ改　「いい走りだ・・・彼女勧誘するぞ！」

　砂ｻﾞｸ　「うえ！？部長いつの間に！？」

　ﾄﾞﾜｯｼﾞ改　「なにやってる！追いかけるぞ！」

　砂ｻﾞｸ　「はいはい」

　ﾄﾞﾜｯｼﾞ改　「そこの女子まて〜」（フルダッシュ）

　ﾄﾞﾗｯﾂｪ　「先輩〜まだいてくださ〜い」（聞いてない）

　砂ｻﾞｸ　「二人ともまってくれ〜」（へろへろ）

　ﾄﾞﾜｯｼﾞ改　「くそ〜見失ったか・・・だが気に入った！次こそ絶対勧誘してやる！」

　砂ｻﾞｸ　「つ、つかれた・・・」

　　〜屋上〜

　ﾉｲｴ　「また視線を感じるな・・・？」

　ｳﾞｧﾙ　「またか、気のせいだ気のせい」

　ﾄﾞﾗｯﾂｪ　「よかった先輩まだいた。さっき誰か呼んでたような気もするけど気のせいよね。

　　　　　　　あ〜やっぱり先輩最高（うっとり）」

2006/01/16　23:23:46　　>>627氏
2006/01/22　23:24:49　　>>639氏