●　ＥＯＪのＵＣ学園消滅大作戦　●【２校目分】

　　『　ミッション�T　』

　　ここはＵＣ学園。

　　一見平和に見えるこの学園の裏には昔からある組織が潜んでいた。

　　その組織の名は『エンパイア・オブ・ジュピター』。

　　平和な学園の影に潜み、虎視眈々と学園の崩壊を目論む闇の組織である。

　　その構成員は生徒、あるいは教師として様々な場所に潜み、日々その目的を達成するまで奔走している。

　　・・・・・・筈である。

　　その彼等の本拠地はＵＣ学園を見下ろす高台にある個人所有の展望台・・・その地下深くにあった。

　　そこで・・・また学園の崩壊を目論む作戦が開始されようとしていた。

　ﾃﾞｨﾋﾞﾆﾀﾞﾄﾞ　「死の旋風隊の３人はおるか！おるのであれば直ぐに来い」

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　「只今呼ばれて来ヤした、“深淵なる頭脳”アビジョ」

　ﾄﾄｩｶﾞ　「え〜と・・・・・・“縁の下の力餅食いたいな”トトゥガ」

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「そして私、“美麗なる司令塔”クァバーゼ」

　３人　「３人揃って『死の旋風隊』。首領の御呼びに答え只今登場！！」

　　（決めポーズを決める３人の後ろに三色の花火が輝く）

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　「・・・トトゥガ、また決めゼリフを間違いヤしたね」

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「アンタ、これで間違ったのは何度目なんだい？私が覚えているかぎりじゃ２５回目だよ？」

　ﾄﾄｩｶﾞ　「・・・？・・・間違ってたの？おいら」

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　「ここは“縁の下の力持ち”でヤンス。それと隊長・・・まだこれで３回目でヤンスよ？」

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「やかましい（ﾎﾞｶｯ）」

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　「いたた・・・また隊長に叩かれたでヤンス」

　ﾃﾞｨﾋﾞﾆﾀﾞﾄﾞ　「３人で馬鹿やっておらんでさっさとワシの話を聞かんかっ！！！！！｣

　３人　「・・・ﾊｲ(´・ω・｀)(´・ω・｀)(´ﾟωﾟ｀？)←（一人だけ理解していないトトゥガ）」

　ﾃﾞｨﾋﾞﾆﾀﾞﾄﾞ　「オホン・・それでは作戦内容を伝える、今回の作戦は『ＵＣ学園焼失作戦』だ！！

　　　　　　　　　現在学園の連中は温泉でノホホンと油断しきっている。

　　　　　　　　　その隙に我々が憎きＵＣ学園を焼き尽くし、

　　　　　　　　　奴らに恐怖と絶望を味あわせてやるのがこの作戦の趣旨だ。

　　　　　　　　　ちなみにこれが作戦指令書だ、決して無くすではないぞ！！」

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　「ハハッ、必ずやこの作戦を成功させ、奴らに我々の恐ろしさを知らしめてやるでヤンス」

　　作戦指令書を受け取るアビジョ。

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「ちょっと、何で隊長である私では無くアビジョが受け取るんだい！！」

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　「それは、隊長に持たせたら必ず無くしそうだからでヤンス（ﾎﾞｿｯと）」

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「　ど　う　言　う　意　味　だ　い　！！（聞こえたらしくアビジョに詰寄る）」

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　「ギャァァァァァァッッ！！暴力反対でヤンスゥゥゥ！！」

　ﾄﾄｩｶﾞ　（いいなぁ〜・・・温泉、おいらも温泉卵食いたいなぁ〜）

　ﾃﾞｨﾋﾞﾆﾀﾞﾄﾞ　「馬鹿やっておらんでさっさと作戦を実行しに行かんかぁぁぁぁっっ！！」

　３人　「・・・ﾊｲ(´・ω・｀)(´・ω・｀)(´・ω・｀)（さっさと出て行く３人）」

　　本拠地から学園に向かう道すがら。

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「全く・・・アビジョの所為で首領に怒られてしまったじゃないか！」

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　「オイラの所為でヤンスか、隊長」

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「アンタが一々つまらない突っ込みを入れるからだよ！それも分からないのかい！」

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　「それってただの逆うｒ・・・いや、何でも無いでヤンス（クァバーゼに睨まれ止める）」

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「分れば良いんだアビジョ。所で、作戦指令書の内容はどんな物だい？」

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　「え〜っと？これでヤンスね・・・・えっと」

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「さっさと寄越しな（アビジョからひったくる）」

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　「・・・・・・酷いでヤンス orz」

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「何々、（指令書を見つつ）学園には既に準備しているのかい。

　　　　　　　　私達がするのはそれの始動って言った所かい」

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　「今回の作戦は案外楽そうでヤンスね。これなら上手く行きそうな気がするでヤンス」

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「はっはっは！これでＵＣ学園が炎に包まれる様子が目に浮かぶよ！！」

　ﾄﾄｩｶﾞ　「・・・炎・・・・焼く・・・やきいも・・・ヤキイモ食いたいな〜」

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「作戦が成功すれば幾等でもヤキイモを食わせてやるよトトゥガ。だからアンタも頑張るんだね！」

　ﾄﾄｩｶﾞ　「ホント？・・・なら、おいら頑張る」

　ｸｧﾊﾞｰｾﾞ　「その意気だよ！さあ、行くよ！！」

　ｱﾋﾞｼﾞｮ　（しかし・・・何か嫌な予感がするでヤンス・・・これがオイラの気の所為であれば良いでヤンスが）

　　その頃、ＥＯＪ本拠地にて。

　ﾊﾞﾀﾗ　「何でこんな室内で花火をするのかしらあの３人は。

　　　　　掃除する私の身にでも・・・ん？何か落ちているわ？」

　　バタラが拾った物は『ＵＣ学園焼失作戦』の作戦指令書（改訂版）。

　ﾊﾞﾀﾗ　「そう言えばこれって間違っている個所があったからと言って首領が書き直した物よね・・・。

　　　　　と言う事は彼等（死の旋風隊）が持っていったのは改訂前の間違った指令書って事？｣

　ﾊﾞﾀﾗ　「・・・・・・（しばし考える）」

　ﾊﾞﾀﾗ　「まぁ、別に良いわ、（指令書をゴミ箱にﾎﾟｲｯと）学校が燃やされたら私は困るし。

　　　　　さて、掃除の続きをしなくちゃ（何事も無かったかの様に掃除を続ける）」

　　死の旋風隊の作戦の成否は如何に！！・・・って、絶対失敗するだろうな・・・・・・。

　　まぁ、取り敢えず気にしないで続く！！

※４校目『ＥＯＪのＵＣ学園消滅大作戦』【４校目分】へ続く。

2006/01/31　17:43:45　　>>657氏
（318の人◆.SD5e0P11k氏）
2006/01/31　18:19:40　　>>658氏
（318の人◆.SD5e0P11k氏）