MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● 2・14 in 1‐A ●


  ガンダム、教室へ。

 橙ゲゼ 「おーう、ガンダム」

 ガンダム 「あ、おはよう」

 リックドム 「うーす」

 橙ゲゼ 「おう、リック。・・・どうだ、今日は?」

 リックドム 「いやあ、やっぱり・・・ orz」

 橙ゲゼ 「でもよー、お前、姉さんいるじゃねーか。貰えないのか?」

 リックドム 「馬鹿!姉さんなんかから貰える訳ねーだろ!お前こそ部の女の人から貰えるくせに」

 橙ゲゼ 「いや・・・それが、キャトルさんが作ろうと思って部屋に置いておいたチョコ、

       昨日アニキが食っちゃってさぁ・・・」

 リックドム 「後は・・・って事か」

 橙ゲゼ 「お前こそ剣道部があるじゃねーか」

 リックドム 「くれると思ってるのか?第一、風紀委員のグフB先輩がいるってのに」

 橙ゲゼ 「お互い、先輩がネックなのかな・・・あ、そういうガンダム君はどうかなー(ニヤニヤ)?」

 ガンダム 「ん、僕?貰ってないよ」

 リックドム&橙ゲゼ 「ええーっ!?」

 ガンダム 「何でそこまで驚くのさ」

 リックドム 「いや、だって、なあ?」

 橙ゲゼ 「お前みたいな奴でも貰えないのか・・・なんのそぶりもなかったのか?」

 ガンダム 「そぶりって・・・なんかオカシクない?」

 橙ゲゼ 「だって、お前赤ザクと付き合ってるんだろ?」

 ガンダム 「!?」

 リックドム 「いいよなぁ・・・かわいくて幼馴染だもんな」

 ガンダム 「違うよ!僕とはそんな仲じゃないって!」

 リックドム 「あれ、違うのか?」

 ガンダム 「うん・・・」

 橙ゲゼ 「そっか・・・じゃ、同類だな(ニヤニヤ)」

 ガンダム 「うっ、悪意のある笑い方だなぁ・・・」

 リックドム 「まーでもよ、くれる奴っているかなぁ・・・?」

 橙ゲゼ 「そこだよなぁ・・・そんないきなり現れてくれる奴って・・・」

 ??? 「あのー、リックドムさんと橙ゲゼさんですよね?これ・・・」

 リックドム&橙ゲゼ 「 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!! 」

 橙ゲゼ 「あ、ありがと・・・(うう、こんなことが起こるなんて・・・)」

 リックドム 「ありがとな・・・(俺、神を信じるよ・・・)」

 ガンダム 「んー・・・ひょっとして・・・」

 ??? 「うっ・・・」

 ガンダム 「Sガンダム君?」

 Sガンダム 「ば、バレたか・・・」

 橙ゲゼ&リックドム 「 ガ━━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!! 」

 橙ゲゼ 「オワタ・・・」

 リックドム 「共に逝こうか・・・」

 Sガンダム 「ま、待てって、俺が悪かった!姉さんがさあ・・・」

 橙ゲゼ 「お前もか?」

 Sガンダム 「おう、俺も被害者だ・・・」

 リックドム 「の割にはノリノリだったぞ」

 Sガンダム 「そりゃあ、ノルマクリアできなかったら先輩達にイジメられるんだよぉ・・・だからコレよろしく」

 ガンダム 「カメラ?」

 Sガンダム 「おう、これで騙された奴を撮っていくんだ。ガンダムもよろしくな」

 ガンダム 「いいけどさぁ・・・」



 リックドム 「何が悲しいって、Sガンダムの事を良いと思ってしまった事だ・・・」

 橙ゲゼ 「同意。一瞬だが“キュン”ってきたもんだなぁ・・・」

 ガンダム 「でも、キレイだったなあ」

 橙ゲゼ&リックドム 「そうなんだよなぁ orz」

 橙ゲゼ 「で、だ。他にくれる奴がいるかなぁ・・・」

 紺キュベ 「やっほ!」

 リックドム 「うわ!びっくりしたぁ〜」

 ガンダム 「おはよう、紺キュベレイさん」

 紺キュベ 「おはよ!はい、コレ」

 ガンダム 「これ・・・」

 紺キュベ 「そ、チョコ!みんなにも!」

 橙ゲゼ 「マジか!」

 リックドム 「これ、別に変なもん入ってないよな?」

 紺キュベ 「あ〜、疑うの〜?そんなこと言うとあげないぞ〜!?」

 リックドム 「い、いやいやそうじゃねえよ!」

 橙ゲゼ 「驚いただけだよ、わりいか?」

 紺キュベ 「悪い!こっちだってボランティアじゃないし」

 リックドム 「ご、ごめん!」

 橙ゲゼ 「俺たちが悪かったよ!」

 紺キュベ 「わかった!じゃっ!!」

 ガンダム 「じゃあねー」

 橙ゲゼ 「嵐が通りすぎたな」

 リックドム 「しかし・・・手元には女子のチョコが・・・」

 ガンダム 「ありがたいよねえ・・・」

 橙ゲゼ 「こりゃ幸先がいいですよ」

 リックドム 「さて、次は誰かなー?」

  ―そして、昼休み―

 橙ゲゼ 「貰えねえ・・・」

 ガンダム 「まあ、紺キュベレイさんは誰にでも優しいしねぇ・・・」

 リックドム 「ぬか喜びだったな・・・」

 ガンダム 「でも、やっぱチョコ交換が活発だねー」

 橙ゲゼ 「でもよー、基本的に女 to 女ですよ?」

 リックドム 「そう、いつの間にこんな風習になっちまったんだ・・・」

 橙ゲゼ 「あぁそのチョコ、ウン十年前なら俺らへの義理だったのに・・・」

 ガンダム 「まあまあ。あ、赤ザクさん」

 赤ザク 「あ、ガンダム君。友達も?」

 ガンダム 「うん」

 赤ザク 「そっか・・・はい、コレ。みんなにも」

 ガンダム 「あ、ありがと」

 リックドム 「おう、サンキュ」

 橙ゲゼ 「いやあ、嬉しいですな」

 赤ザク 「あんたら、声でアピールしすぎよ(苦笑)」

 リックドム 「そうか?そんなはずじゃーないんだけどなー」

 赤ザク 「そこら辺のわざととらしさがダメなんだって」

 橙ゲゼ 「そうっすかあ?」

 赤ザク 「ああ、もう!」

 ガンダム 「まあまあ」

 赤ザク 「じゃあね。媚びるのは見苦しいよ!」

 橙ゲゼ 「いやあ、見透かされてましたな」

 ガンダム 「そりゃあねえ・・・僕が見てもちょっと・・・」

 リックドム 「でも、チョコは貰えたろ?同情GET作戦、大成功だろ?」

 ガンダム 「そうだけど・・・」

 橙ゲゼ 「さあ、この調子で続々来るか!?」



  ―放課後―

 ガンダム 「来なかったね」

 橙ゲゼ&リックドム 「 orz 」

 ガンダム 「やっぱ、わざとらしすぎたんじゃない?」

 橙ゲゼ 「そんなことはないはずだ!」

 リックドム 「何故だ!俺らの作戦に狂いがあったというのか!?」

 ガンダム (多分・・・ね)

 リックドム 「あ、俺部活あっから」

 橙ゲゼ 「おう。俺も」

 リックドム&橙ゲゼ 「じゃあな!」

 ガンダム 「二人とも、お疲れ〜」

  ―ガンダム家・ガンダムの部屋にて―

 ガンダム 「さて・・・せっかく貰ったんだし・・・食べなくちゃな。

       これはSガンダム君の?普通に市販のだ(苦笑)モグモグ・・・結構美味しいや。

       あ、手紙だ・・・『騙してゴメン』?彼らしいなあ。

       次は、紺キュベレイさんか。モグモグ・・・うっ、コレは・・・味が無い。多分手作りだったんだろうなあ・・・。

       これが赤ザクさんのか。あ、手紙だ・・・。

       『形が悪くてゴメンなさい。でも、ガンダム君には手作りがあげたかったんです・・・』

       まさか、コレ・・・」

 ガンキャノン 「ちょっとー、ガンダム入るよー・・・って何コレ?」

 ガンダム 「あ、ちょっと姉さん!」

 ガンキャノン 「何してんの・・・ってちょっとちょっと、この手紙!」

 ガンダム 「あ、あ・・・」

 ガンキャノン 「姉さーん、ねえさーん!!ガンダムが本命チョコー!」

 ガンダム 「止めてー!言いふらさないでー!!」

  終わり。



2006/02/14 02:00:57  >>5氏
2006/02/14 03:10:43  >>6氏
2006/02/14 03:11:48  >>7氏

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