MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● 朝の風景 ●


 ギャンヌ 「兄さん朝よー、早く起きて」


  UC町の朝は早い。

  例えば毎朝見れるこんな風景。


  ドドドドドドドドド キキー!

 ヅダ父 「やあ!プロトタイプグフ君!素振りごくろうさん。毎朝精が出るねぇ!」

 グフ父 「おお!ヅダ君!君こそ毎朝の駆け足ご苦労!」

 ヅダ父 「ふふふ、まだ若い者らには負けられんからね。体力をつけないと」

 グフ父 「我が意を得たり!我ら共にUC町において武術の蘊奥を極めた者同士、

      後輩のためにも老け込んではおられまいぞ!」

 ヅダ父 「うむ!ともに頑張っていこう!」


  町の自治会長からしてこんな様子。

  実に健康な気風溢れる町なのだ。

  健康なのは壮年だけではない。

  ここヅダ家の柔道場では朝の稽古が日課となっている。

  ガラリ


 ギャンヌ 「兄さんー?ほら早く起きてってば・・・」


  先に起きて準備をし起きて来ないヅダを迎えに来たギャンヌの見たものは・・・、


 ゼーゴック 「はぁぁぁぁ・・・ヅダさん・・・むにゃむにゃ・・・」

 ヅダ 「ぐごーごげー(いびき)」


  一つのふとんに眠るヅダとゼーゴックだった。

  ガシャーン!ドシャーン!瞬時に沸騰したギャンヌがそこらにあった机やたんすを投げつける。


 ギャンヌ 「あんたたち何やってんのよー!!!!」

 ヅダ 「うおおおお!?なんだー!?地震かー!?ってゼ、ゼーゴック君!?」

 ギャンヌ 「何がゼーゴック君!?よー!!!恥を知れー!!!!!!」

 ヅダ 「うお!?ギャンヌ!?な、なんなんだー!?」

 ゼーゴック 「ふわぁぁぁ・・・あ!おはようございます!義姉さん!」

 ギャンヌ 「何がおはようございますよ!ひとんちに来てなにやってんのー!」

 ヅダ 「オオオオオチツイテ朝ノコーひーデも楽しモうジゃナイカ・・・」

 ギャンヌ 「そんな場合かー!!!!」


  例によってどこからともなく持ち出したコーヒーセットをセッティングしているヅダを

  ギャンヌがボカボカ殴りつける。



 ヅダ父 「ただいまー。おお、ゼーゴック君、お目覚めはいかがかな?」


  ジョギングから父が帰ってきたようだ。


 ギャンヌ 「あ!お父さん!ちょっとなんとか言ってあげて・・・ってお目覚めいかがかな?って??」

 ゼーゴック 「おはようございます!お義父さん!」

 ヅダ父 「いやぁ、昨晩こちらのゼーゴック君が手作りのケーキを持って来てくれてね。

       聞けばヅダと結婚を前提とした付き合いをしたいとか」

 ギャンヌ 「ななななんですってー!!!?」

 ヅダ父 「夜も遅いし、それならいっそ泊まって行きたまえ、と嫁御をヅダの部屋に案内したのだが」

 ヅダ 「ヨヨヨヨヨヨメゴー!!!!!(クラクラクラ)」

 ゼーゴック 「いやぁん・・・はずかしいわぁ・・・(テレテレ)」

 ヅダ父 「それで、ゼーゴック君、昨夜の首尾はいかがかね(ヒソヒソ)」

 ゼーゴック 「そ、それがわたし、ヅダさんの寝顔を拝見してるうちに眠ってしまって・・・(ヒソヒソ)」

 ヅダ父 「む、そうか。しかしあせることはない。ゆっくり楽しくリラックス、これぞ子作りの秘訣!」

 ゼーゴック 「は、はい!わたし、頑張ります!」

 ヅダ父 「そうか!頼もしい!良い子をバンバン産んでくれたまえ!」

 ヅダ 「ココココヅコヅコヅク・・・ふうぅぅぅぅぅ(バッタリ)」

 ギャンヌ 「そんなこと焚きつけるなー!」

 ヅダ父 「心配無用!うちは工場だからな。学校行ってる間の赤子の面倒は父に任せろ!

       お前たちもそうやって育てたんだ」

 ギャンヌ 「そういうこと言ってるんじゃないわよ!」

 ゼーゴック 「はぁぁぁぁ!なんて素敵なお義父さま!わたし、こんな家のお嫁になれるなんて、幸せです!」 

 ガルバβ 「朝から賑やかだね。あ、こちら噂の兄さんのお嫁さん?」

 ヅダ父 「やはり女の子が2人になると華やかになるねぇ」

 ゼーゴック 「あなた、βさんね?よろしくお願いします。義姉さんと呼んでね?」


  ブチブチブチ


 ギャンヌ 「あんたら全員死ねー!」

 ヅダ父 「うお!!!!取り乱すな!ギャンヌ!」

 ギャンヌ 「うるさーい!!!!」


  例えばこんな朝の風景。

  今日もUC町は健康な空気に満ち満ちています。

  誰がなんといおうと実に健康な空気に満ち満ちているのです。



2006/02/20 07:48:01  >>48氏
2006/02/20 07:59:03  >>49氏

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送