MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● ソフトボール部、期待の新星 ●【3校目分】


※2校目『ソフトボール部、期待の新星』【2校目分】より、続き。


  1‐A教室。

 ガンダム 「ZZさん、姉さんたちから話聞いたけど、ソフトボール部に仮入部したんだってね」

 ZZ 「そうだけど・・・お姉さんて?」

 ガンダム 「ガンタンクとガンキャノンの二人だよ」

 ZZ 「え、あの人達ガンダム君のお姉さんだったの?」

 ガンダム 「そうだよ。姉さん達けっこう強引だから、なんか失礼なことしなかった?」

 ZZ 「そんな事無かったよ。ちょっと迫力が凄くてビックリはしたけど」

 ガンダム 「そう、ならよかった」

 紺キュベ 「え〜、ZZソフトボール部入ったの?あたしがテニス部誘った時、全然OKしてくれなかったのに〜」

 赤キュベ 「いいじゃない。その時は部活入ろうと思ってなかったんだろうし、

        仮入部とはいえそれでやりたいことが見つかれば、あたしはいいと思うけど」

 ZZ 「ごめんね、二人とも」

 紺キュベ 「うーん、まぁしょうがないか。でもソフト部合わなかった時はテニス部に入りなよ」

 ZZ 「う、うん考えとく」


  ―――――放課後。

 ガンキャノン 「お、来た来た」

 ZZ 「あの、今日は宜しくお願いしますね」

 ガンタンク 「はい、宜しく」

 ガンキャノンU 「今日はあんたに基礎から教えていくけど、

          いつも通り準備体操と軽いランニングから始めるから、その後に教えるよ」

 ZZ 「はい、分かりました」

 ガンタンク 「あ、そうそう。いい忘れてましたけど、あなた髪長いから結んだほうがいいですよ。

       守備練習の時とか邪魔になりますから」

 ZZ 「あのすいません、今髪結ぶゴムを持って無いんですけど」

 ガンタンク 「それは大丈夫。うちの部には予備のが幾らでもありますから。ちょっと待っててくださいね。

       (用具箱をいじるガサゴソ)えっと、これね。じゃあ私が結びますから、じっとしててくださいね」


 ZZ 「あの、お願いがあるんですけど、私おでこが広いんでそこは隠して欲しいんですけど」

 ガンキャノン 「確かにこれは広いおでこだね。見事なまでなデコッパチ」

 ガンキャノンU 「コラッ!気にしてんだからそういうこと言わない」

 ガンキャノン 「ああ、ゴメンゴメン」

 ZZ 「いえ、いいんです。昔から言われ慣れてますから・・・」

 ガンタンク 「もう、キャノンは駄目ね。はい結び終わりましたよ」

 ZZ 「ありがとうございます」

 ガンキャノンU 「それじゃあ練習始めようか」



  数分後。

 ガンキャノン 「これで基礎は終わりと、どうだった?まだこれぐらいなら軽いでしょ?」

 ZZ 「ええ、大丈夫です」

 ガンキャノンU 「それで、あんたに色々教えなきゃいけないけど、どうしようかな。

          まずはバッティングからいこうか」

 ZZ 「はい」

 ガンキャノン 「はーいはいはい、バッティングはアタシに教えさせて!」

 ガンキャノンU 「え、あんたが?あんたピッチャーでしょ。

          それにバッティングというモノをちゃんと教えられんの?」

 ガンキャノン 「馬鹿にすんなよ。アタシだってバッティングぐらい教えられるって」

 ガンタンク 「U、ここは一回やらせてみたらどう?駄目だったら貴方がやればいいから」

 ガンキャノンU 「先輩が言うなら・・・」

 ガンタンク 「じゃあ私は全体練習のほうに行くから、2人ともZZさんを見てあげてね」


 ZZ 「それじゃあ、宜しくお願いします」

 ガンキャノン 「安心しなよ、簡単なことしか言わないからよく聞いてな」

 ZZ 「はい」

 ガンキャノン 「いいか、バッティングていうのはな、こうばっと構えるだろ。で、こう足にグッと力を入れる」

 ZZ 「はい・・・?」

 ガンキャノン 「んで、腰をキュッと捻ってバットを引く」

 ZZ 「あの・・・」

 ガンキャノン 「それで力が入ったところでバットをビューンと思いっきり振る。と、まぁこんな感じだけど、解った?」


 ガンキャノンU 「このドアホッ!!」

  スパーン

 ガンキャノン 「いてて、何すんだいきなり!大体そのスリッパはどっから出てきた!?」

 ガンキャノンU 「そんなことはどうでもいい!何なの、そのぐっとかギュっとか擬音だらけの説明は。

          そんなんで解るわけないでしょ」

 ガンキャノン 「えー、そうかなぁ。解りやすく説明したつもりなんだけど」

 ZZ 「ごめんなさい、全く解らなかったです」

 ガンキャノンU 「だってさ。ったくあたしがいてよかったよ。ほらあんたは全体練習いって来な。

          バッティングとかはあたしが教えるから」

 ガンキャノン 「ちぇ・・・」

 ガンキャノンU 「ごめん、あたしがちゃんと教えるから安心して」

 ZZ 「はあ・・・」

 ガンキャノンU 「いい?バッティングて言うのはね・・・・・・・・・」


 ガンキャノンU 「と、まぁそういうこと。解った?」

 ZZ 「はい、大体の事は解りました」

 ガンキャノンU 「実際ボールを打ちながらやったほうがいいかもね。

          いい?あたしがボール放るから打ってみて。じゃあいくよ」

 ZZ 「えいっ」

  キーン

 ガンキャノンU 「中々いいよ。でもこの部分をこうした方がいいね。ちょっと振ってみて」

 ZZ 「こうですか?」

 ガンキャノンU 「うん、そんな感じ。じゃあ、どんどん放るから打ってって」

  数分後。

 ガンキャノンU 「バッティングはこんなもんかな。

          それにしてもあんた結構筋がいいよ。練習積めばいいバッターになるよ」

 ZZ 「そうですか?自分ではよく解りませんけど」

 ガンキャノンU 「それで守備のほうだけど、これはタンク先輩に教えてもらったほうがいいかな。

          タンクせんぱーい、キャッチングの方法教えてあげてくださーい」

 ガンタンク 「はーい」

 ガンキャノンU 「じゃあ、あたしは全体練習のほう行くから、しっかり教えてもらいなよ」

 ZZ 「はい、バッティング指導ありがとうございました」

 ガンタンク 「お待たせしました。

       じゃあ、ボールのキャッチング方法について教えるから、しっかり聞いててくださいね。まず・・・」



 ガンタンク 「と、こんな感じです。じゃあ実際やってみましょうか。

       そういうことで、皆さんのところにお邪魔しましょう」

 ZZ 「はい」

 ガンタンク 「皆さん、ZZさんのキャッチの練習するんでお邪魔します」

 ガンキャノン 「姉さん、何処に移動させるの?ZZ、あんたは何処を守りたいとかある?」

 ZZ 「いえ、私はまだよく解らないんで」

 ガンタンク 「そうね、あの時の返球を見る限りでは外野が向いてそうだから、センターにしようかしら」

 ガンキャノン 「だってさ。じゃあ、あの位置に移動して」

 ZZ 「はい」

  タッタッタッタ

 ZZ 「ここでいいですかー?」

 ガンタンク 「いいですよー」

 ガンキャノンU 「最初はそこに立っててグローブ構えてていいから。

          安心して、タンク先輩のノックはピンポイントでその場所に行くから」

 ZZ 「はーい」

 ガンタンク 「じゃあいきますよ、それ!」

  キーン ボールがZZのグローブめがけて飛んでいく。

 ZZ 「き、来たっ」

 ガンキャノン 「ビビっちゃダメだよ、そのまま!」

  スポッ

 ZZ 「あ、入った」

 ガンタンク 「それでいいんですよ。じゃあ、今度は少し移動しながら捕ってみましょうか」

 ZZ 「すいません、それはちょっと自信が無いんですけど」

 ガンタンク 「大丈夫、さっき教えたとおりにすれば出来ます。捕れなくてもいいですから」

 ZZ 「わかりました、何とかやってみます」

 ガンタンク 「じゃあ、少し左側に打ちますので頑張ってください。それ」

  キーン

 ZZ 「(教えてもらったとおりにすれば・・・こうすれば)キャッ!」

  ゴーン

  ボールがZZのおデコに直撃。

 ガンタンク 「おデコに当たったみたいですね・・・」

 ガンキャノン 「典型的な珍プレーだ。滅多に見れるもんじゃないよ」

 ガンキャノンU 「二人ともそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!様子見に行かなきゃ」

  ZZのところに駆け寄っていく。

 ZZ 「いたたたた・・・」

 ガンキャノンU 「ちょっとZZ、大丈夫なの?」

 ZZ 「ええ、なんとか・・・」

 ガンキャノンU 「そう、なら良かったけど。でも、休んだほうがいいじゃない?結構強く当たったみたいだから」

 ZZ 「いえ大丈夫ですから、もう一回お願いできますか?」

 ガンキャノンU 「いいの?またどっかぶつけるかもしれないし、止めた方が・・・」

 ZZ 「お願いです。もう一回お願いします」

  ZZは目が本気になってなっている。

 ガンキャノンU 「わ、わかった」

 ガンキャノン 「ZZはどうしたの?」

 ガンキャノンU 「大丈夫だから、もう一回やらしてくれだって」

 ガンタンク 「ホントにいいのかしら」

 ガンキャノンU 「目が本気になってた。多分、捕れなかったのが悔しかったのかもね」

 ガンタンク 「そういうことならやってあげましょう。じゃあZZさんいい?もう一回やりますからね」

 ZZ 「はい、お願いします」

 ガンタンク 「じゃあいきます。それ」

  カキーン

 ZZ 「(今度は捕らなきゃ・・・)それ」

  パシっ

 ZZ 「と、捕れた!」

 ガンキャノン 「やったじゃん、ZZ!!」

 ガンタンク 「よかったですね。それじゃあ戻ってきてください」



 ガンキャノンU 「あんたさっきはどうしたのさ?人が変わったみたいになったけど」

 ZZ 「あの、なんか捕れなかったことが悔しくなっちゃって、意地でも捕りたくなったんで・・・」

 ガンタンク 「さすがプロトZZ君の妹ね。兄譲りの根性というわけね」

 ガンキャノン 「なーるほど。プロト先輩の妹ならそれぐらいの根性があっておかしくないな」

 ZZ 「そうなんですかね?そういうことに関しては兄は凄いですけど」

 ガンキャノン 「あの人、周りに『根性馬鹿』って言われてるしね

 ガンタンク 「話はそれぐらいにして、全体練習に戻りましょうか」


 アーガマ 「みんな、練習頑張っているようだな」

 ガンキャノンU 「あ、監督。どうもです」

 アーガマ 「新しい部員が入ったと聞いたんだが、その子は何処にいるんだ?」

 ガンキャノンU 「ZZっていう子です。ほら、あそこにいる。入ったといってもまだ仮入部ですけど」

 アーガマ 「ほう、プロトZZ君の妹か。で、ポジションは何処なんだ?レフトか?」

 ガンキャノンU 「残念ながら違います。今のところセンターにするつもりです」

 アーガマ 「そうか、残念だ・・・そのまま練習を続けてくれ」

 ガンキャノンU 「はい、解りました(ホントにレフトにこだわるなぁ)」


 ガンタンク 「今日の練習はこれで終わりますけど、ZZさんどうですか?練習に参加してみて」

 ZZ 「最初少し不安があって、ボールぶつかったり練習きつかったですけど、面白かったです」

 ガンタンク 「それはよかったです」

 ZZ 「だから、この部にずっと居てもいいと思いました」

 ガンキャノン 「え、マジで!?」

 ZZ 「はい」

 ガンキャノンU 「根性見せてもらったし、意外と骨があるからあんたが入ればより強くなれそうだよ」

 ZZ 「はい、これからも宜しくお願いします」

 ガンタンク 「じゃあ、後でユニフォームの申込用紙とか渡しますんで」


  ZZ、入部決定



2006/02/23 19:00:05  >>64氏
(クラス分け人◆NamErmCvdU氏)
2006/02/23 20:21:16  >>65氏
(クラス分け人◆NamErmCvdU氏)
2006/02/23 21:40:14  >>66氏
(クラス分け人◆NamErmCvdU氏)
2006/02/23 22:01:27  >>67氏
(クラス分け人◆NamErmCvdU氏)

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送