高機動ザク 「そろそろ家族のみんなに怪しまれ始めてる・・・謎多き少年としてはなんとかせねば」
翌日。
ν 「ええい!エゴだよそれは!!」
サザビー 「音楽室の持たんときが来ているのだ!!」
今日も今日とて音楽室争奪に余念の無いお二人。
コマカス 「喧嘩は其処までだお二人さん!!」
ν&サザビー 「「だ、誰だ!?」」
コマカス 「あんた達二人が喧嘩しても何も得るものは無いのだよ。現に軽音部に取られてるし」
ν 「それがどうした!今日の所は軽音部に譲ってやる。今はこいつを倒して明日からゆっくりうちが使うんだ」
サザビー 「それはこっちのセリフだ!!」
コマカス 「あーもう、とりあえず喧嘩両成敗っつーことでこれ見てもらえます?」
綺麗にクロスカウンターが決まった写真。
ν 「!いつのまに写真を」
サザビー 「しかも今日のじゃない!?」
コマカス 「これを先公に見せられたらお互い困るっしょ?今日の所は引いてくださいな」
しぶしぶ引き下がる二人。その殺意の篭った目は片方はお互いをもう片方はコマカスを睨んでいた。
コマカス 「・・・ま、こんなもんかな後は・・・」
コマカス 「え〜っと、RD‐4は・・・いた」
屋上から見下ろし校舎裏の焼却炉にゴミを捨てていた。
そのまま校舎裏のRD‐4の目の前に飛び降りるコマカス。屋上からである。
RD-4 「キャッ!?・・・こ、コマンダーカスタム様!?」
コマカス 「ん?ああ驚かせてしまったようだね、ゴメンゴメン」
こんなあたふたするRD‐4はドライセンに告白?したとき以外見たこと無い。
RD-4 「えっと、あのその・・・」
コマカス 「ん?僕に何か用かい?」
RD-4 「あ!いえ!そのなんていうか・・・」
可愛いなーRD‐4。いやマジで。
RD-4 「さ!サインください!!」
コマカス 「ああ、構わないよ」
懐に入れてあった色紙にスラスラと『バーザムコマンダーカスタム:RD‐4君へ』と書き綴る。
RD-4 「あれ?あの私名前いいましたっけ?」
コマカス 「ん、あ、ああ高機動君から君の事は聞いてるよ。僕の大ファンだって」
RD-4 「そ、そうなんですか。高機動君が・・・」
コマカス 「じゃ、私はこれで」
RD-4 「あ!コマカス様ー!」
そしてその場を100m5.9秒のヒーローダッシュで去った。これで良かったはずだ。
その晩、ザク家。
RD-4 「♪〜〜♪〜〜」
ザクUF 「なんかRD‐4ご機嫌だな」
ザクUF2 「なんでも、コマカスと初めて会話した上にサインまで貰って浮かれてるそうだよ」
ザクUF 「ふ〜ん」
ライデンザク 「おい、高機動いいのか?」
高機動ザク 「・・・別に」
ザクUF 「高機動・・・お前・・・」
RD-4 「あ、高機動君!」
エプロン姿のRD‐4が高機動に駆け寄る。
高機動ザク 「な、何?」
RD-4 「コマカス様に私のこと話してくれてたんだね、ありがとう♪」
その笑みはとても感謝が篭っているが、愛は全く篭っていなかった。
ライデンザク 「・・・高機動・・・」
ザクUF 「・・・なんつーか・・・」
ガイアザク 「・・・不憫?」
マツナガザク 「よし!今日は飲もう!!俺の秘蔵の開けてやる!高機動飲め!!」
高機動ザク 「いや酒はまずいでしょ、未成年だし」
ザクUF 「いやいや!いいんだ!今日くらいは飲め!!遠慮すんな!!」
こうして高機動の恋愛沙汰は水に・・・いや酒に流されるのであった・・・?
RD-4 「なんだか皆さん騒がしいですね?」
ドライセン 「賑やかなのは良い事だろう」
RD-4 「そうですね」
しかし未成年なのに酒を飲んでドライセンにどつかれるザクでした。
2006/06/02 22:46:09 >>364氏
2006/06/02 22:57:36 >>365氏
2006/06/02 23:08:39 >>366氏
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