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● 暴け!バーザムコマンダーカスタムの正体! ●【3校目分】

  風紀委員、会議中。

 グフB 「最近この学園近辺にバーザムコマンダーカスタムという人物が出没している。

      皆も噂には聞いているだろう」

 ペーネロペー 「ええ、正義の味方らしいけど」

 バーザム 「RD‐4ちゃんが熱をあげてるヒーロー様だな」

 グフB 「学園の風紀を守っているという点では我々風紀委員と同じ存在といえる。

      そこで彼と協力するのはどうか、という提案が生徒会から出された」

 ドライセン 「なるほど・・・しかし、どうやって彼と連絡を取る?」

 グスタフ・カール 「何しろ神出鬼没ですからね」

 グフB 「そこが問題なのだ。まずは彼の情報収集から始めなければならないな」

 バーザム 「まずは新聞部の奴に聞いてみるか?

        そういや、高機動型がコマンダーカスタムとか言うのと知り合いなんじゃなかったっけ?」

 ドライセン 「ああ、RD‐4がそう言っていたな」

 ペーネロペー 「じゃあその人に聴いてみるのが早いんじゃない?」

 グスタフ・カール 「僕たちも別口で調べてみます」

 グフB 「頼む」


  その夜、ザク家。

 ドライセン 「というわけで高機動型、彼に会える方法はないのか?」

 高機動ザク 「うーん、コマカスにはそうそう会えるって訳でも無いんですよね。

          いつも彼の方から連絡してくるので」

 ライデンザク 「いやに用心深いな、そいつは。敵でもいるのかね」

 RD-4 「もしくは正体をばらされたくないから?ああ、コマンダーカスタム様・・・」

 高機動ザク 「・・・」

 ドライセン 「とりあえず、今度連絡が取れたらそのことを伝えてくれないか?我々も独自に彼を探してみるが」

 高機動ザク 「・・・はい」

 ガイアザク 「あ、それならFの奴を使ってください。人手は多いほうがいいでしょう?」

 ザクUF 「うえぇ!?」

 ドライセン 「え?しかし・・・」

 ライデンザク 「いいっていいって。こいつは覗きばっかやってんだ。少しは学校の役に立つ事やらせませんとね」

 ザクUF 「いやだよ、めんどくせえ」

 ライデンザク 「いいからやれ。いっつも飯作りに協力してくれるドライセンちゃんに恩返ししようとは思わんのかい」

 ザクUF 「(まあ、こいつが来てるおかげでRD‐4も楽しそうだからな・・・)わかったよ、やるよ」

 ドライセン 「・・・いいのか?別にお前が協力しなくても大丈夫なのだが・・・」

 ザクUF 「気にすんな。というか、そう言われたら俺が役立たずみたいじゃねえか」

 ザクUF2 「その通りだと思うんだけど・・・」

 ドライセン 「そんな事はない。お前がいてくれるだけで私は・・・」

 ザクUF 「え?」

 ドライセン 「あ・・・な、何でもない!」(照れ隠しバックナックル発動

 ザクUF 「のべふっ!」

 高機動ザク 「あーあ・・・」



  次の日、食堂。


 ザク偵 「バーザムコマンダーカスタムの事何か知ってるかって?あいつ、今度会ったら・・・」

 バーザム 「怖っ」

 白スナ 「ザク偵のやつ、そのコマンダーカスタムって奴と何かあったのか?」

 グフB 「まあ、少しな」

 ザク偵 「尻尾を掴もうとしても背が低めの少年声なこと以外何も情報が出てこないし・・・」

 グフB 「高機動型も彼の事はあまり知らなかったのだろう?」

 バーザム 「ああ(背が低めの少年声・・・まさかな)」

 白スナ 「新聞部も知らない情報ね・・・俺の妹が情報通だから聞いてみるか?」

 バーザム 「まじか。頼むわ」

 ザク偵 「あームカつく・・・おばちゃん、牛乳プリンもう一つ!もちろん会計は白スナに!」

 グフB 「三個目か?」

 白スナ 「ちょっ、おま」

 ザク偵 「胸でも大きくしないとやってらんないわよもう」

 白スナ 「だからって俺の金を使うなよ」

 ザク偵 「気にしない気にしな」

 白スナ 「気にするわ!」

 グフB 「しかし、息がぴったりだなお前らは」

 バーザム 「まったくだ。あ、グフ。それとってくれ」

 グフB 「これか?」

 バーザム 「サンキュ。あ、塩使うんじゃねえか?」

 グフB 「そうだが・・・なぜわかる?」

 バーザム 「お前目玉焼きには塩派だろ」

 グフB 「まあな」

 白スナ 「・・・お前らのほうがよっぽど息ぴったりだぞ」

 ザク偵 「ツーカーの仲って奴?夫婦みたいね」

 グフB 「!!め、夫婦!?」

 バーザム 「だ、誰がこんな堅物暴力貧乳女なんかと」

 グフB 「わ、私こそ貴様のようなふらふらした助平なんかと夫婦なんかに」

 バーザム 「何だぁ?大体お前は・・・」

 グフB 「貴様こそいつもいつも・・・」

 白スナ 「あ〜あ・・・」



 オアシス 「バーザムコマンダーカスタムについて?」

 白スナ 「何か知らないか?」

 オアシス 「残念だけど。でも彼の仕事は一級品よ。おそらく独自の情報網を持ってるわね」

 白スナ 「新聞部の奴らも尻尾が全然つかめないとか言ってたな・・・」

 オアシス 「新聞部じゃ無理よ。まあ、会うことだけなら出来ると思うけど」

 白スナ 「まじか?どうやってだ?」

 オアシス 「事件が起こる場所に先回りすればいいのよ。

       バーザムコマンダーカスタムが出てくるまで身を潜めていれば、あるいは・・・

       明日、EOJが校舎裏の倉庫で何かやらかすみたいだから、そこ行ってみれば?」

 白スナ 「すまんね」

 オアシス 「お礼に後で何か奢ってね」

 白スナ 「お前もか!無理です orz」

 オアシス 「情けないわね。シャンとしてないとせっかく立ってるザク偵先輩とのフラグ無くなっちゃうよ?」

 白スナ 「・・・そりゃ困る」

 オアシス 「私もRD‐4みたいにお姉さんが欲しいな・・・」

 白スナ 「・・・俺は弟が欲しいぞ」

 オアシス 「・・・」

 白スナ 「・・・」


  次の日、校舎裏倉庫。

 ザク偵 「で?ホントにここにいるの?」

 白スナ 「オアシスの情報収集能力をなめんなよ。ていうか何でお前と俺がここにいるんだよ」

 ザク偵 「あいつに仕返しないことにはこのイライラは収まんないのよ!」

 白スナ 「じゃあ何で俺も?」

 ザク偵 「手伝いなさい」

 白スナ 「命令形ですか。というか引きずって連れてきてから言う台詞ですかそうですか」

 ザクUF 「(尻に敷かれてんな・・・)どうする?突入するか?」

 バーザム 「意味ねえじゃねえかよ、それじゃあ。コマカスとやらが来るまで遠くで見張ってるんだ」

 グフB 「もどかしいな・・・学園の平和を乱す奴らが目と鼻の先にいるというのに」

 ドライセン 「仕方ないだろう。そのかわりバーザムコマンダーカスタムとは必ず接触しなければな・・・」

 グフカス・カール 「あ、見てくださいあれ!」

 ペーネロペー 「EOJの三馬鹿?」

 白スナ 「オアシスの言った通りか!」

 グフB 「よし、倉庫を囲め!」



 クァバーゼ 「さあ始めるよ!」

 アビジョ 「行くでやんす!」

 トトゥガ 「お〜」

  待て!!

 クァバーゼ 「誰だい!?」

 コマカス 「自分で名乗ったわけではないが誰かがこう呼ぶラフメイカー!」

 クァバーゼ 「おおラフメイカー!?冗談じゃない!」

 アビジョ 「騙されるなでやんす!こいつは多分バーザムコマンダーカスタムでやんす!」

 トトゥガ 「あの噂の?」

 コマカス 「ふっ、ばれたか」

 クァバーゼ 「私たちのジャマをしに来たのかい!?」

 コマカス 「いや別に。ただ見物しに来ただけです」

 アビジョ 「は?」

 クァバーゼ 「はっはっは!どうやら私たちの華麗なる作戦が成功するのを見たいんだね!

        アビジョ!こいつに今回の作戦内容を説明してやんな!」

 アビジョ 「了解でやんす!じつはこの小屋は以前ボイラー室だったんでやんす!

       そしてその名残としてここのパイプは校舎の全部屋の換気扇に接続してるでやんす。

       という事はここのパイプに睡眠ガスを流し込めば・・・」

 クァバーゼ 「校舎内の奴らは全員眠っちまう!そこを私たちが制圧する。これぞ完璧!

        さあ、そこで見てな、この学園がEOJの物になるのを!さあトトゥガ!ガスを流し込むんだよ!」

 トトゥガ 「わかった〜」

 コマカス 「うん、見てるよ。君たちの作戦が失敗するのをね」(ガスマスク装着)

  シュワワワ・・・

 アビジョ 「!!ガ、ガスが・・・」

 クァバーゼ 「ぎゃ、逆流し・・・た!?・・・zzz」

 トトゥガ 「ZZZ・・・」

 コマカス 「パイプは途中でせき止めといたよ。さて・・・と」


 白スナ 「倉庫から煙が?」

 ザク偵 「スクープよ!行くわよ!」

 白スナ 「おい、危ないぞ!」


 ペーネロペー 「ど、どうしよう!」

 グフカス・カール 「!今、誰かが倉庫から!」


 ザクUF 「どうすっよ?」

 ドライセン 「私はあの人影を追う!ザクは倉庫の方に!」

 ザクUF 「了解!」


 バーザム 「たぶんあいつがコマカスだ!追うぞ!」

 グフB 「倉庫のほうはどうする!」

 バーザム 「他の奴が行くだろうよ!それより今はコマカスの方だ!」



 コマカス (風紀委員が包囲していた!?だけど捕まりはしない!)

 グフB 「くっ、速い!」

 ドライセン 「グフB!バーザムは?」

 グフB 「先回りするとか・・・とりあえず今はあいつを!」

 ドライセン 「ああ!」


 白スナ 「おい、おいしっかりしろ!」

 ザク偵 「ムニャムニャ・・・」

 白スナ (くそっ、寝顔が可愛い!)

 ザクUF 「どうした?」

 白スナ 「ザク偵の奴、煙を吸い込んだ途端に眠っちまった」

 ザクUF 「ということは催眠ガスか?何を企んでたんだ、EOJの奴ら」

 白スナ 「ドライセンは?」

 ザクUF 「コマカスを追ってる。煙が拡散したら中を調べるか」


 ペーネロペー 「ドライセン!グフ!」

 ドライセン 「・・・ペーネロペー・・・」

 ペーネロペー 「コマカスは?」

 グフB 「撒かれた・・・バーザムに期待するしか・・・無いな・・・」


 コマカス 「よし、ここまで来れば」

 バーザム 「やっぱここを通ったか」

 コマカス 「!」

 バーザム 「待ち伏せといて正解だったな」

 コマカス 「何故ここを通ると?」

 バーザム 「人知れず校舎に戻るにはここを通るのが一番だ。覗きの逃走ルートとしても最適だしな」

 コマカス 「流石。で?何か用?」

 バーザム 「生徒会が協力しないかだとよ。あと何で俺の名を使う?」

 コマカス 「君の名前を使ったのは、ノリだ」

 バーザム 「ノリか」

 コマカス 「ノリだ。生徒会との協力は断る。こちらの好きにやりたいのでね」

 バーザム 「ま、そう言わずに」

 コマカス 「いやだ。用はそれだけ?」

 バーザム 「あと一つ。ザク偵が仕返ししたいってさ」

 コマカス 「断固拒否」

 バーザム 「だよな。でもこのままお前を行かせると、ザク偵に何されるかわかんないんでね。

        通すわけにはいかんのよ」

 コマカス 「・・・」


 ザク偵 「・・・ん?」

 白スナ 「お、起きたか」

 ザク偵 「・・・白スナ、何この状態」

 白スナ 「催眠ガスを吸っちまったみたいだな。今まですやすやだ」

 ザク偵 「そうじゃなくて、何で私白スナに膝枕されてるの?」

 白スナ 「枕が無いとよく眠れないよな」

 ザク偵 「そうじゃなくて!」

 白スナ 「無理やり連れてかれた仕返しってやつだ」

 ザク偵 「これが?」

 白スナ 「どうする?俺を殴るか?」

 ザク偵 「・・・罰としてもう少しこのままでいなさい。気持ちいいわね、あんたの膝」

 白スナ 「どうも」

 ザクUF 「少し手伝えお前ら」



 コマカス 「え〜バーザムの家にある同人誌一覧、と」

 バーザム 「!!!!?」

 コマカス 「『いいんちょうが笑うとき』、『ああ剣道服』、『クーデレ夜話』・・・

      ふむ、総合するととある人物に酷似している気がしますが?」

 バーザム 「う・・・」

 コマカス 「その人にこのリスト送りつけようかな・・・」

 バーザム 「てめえ・・・」

 コマカス 「・・・なんでこんなのでごまかすの?」

 バーザム 「?」

 コマカス 「君たちの前に障害は無い。どちらかが一歩歩み寄れば後はうまくいくんじゃないの?」

 バーザム 「・・・」

 コマカス 「何で逃げるの?歩み寄らないの?どうしてグフBに一言『好きだ』って言えないの?

      世の中には、気持ちを伝えたとしても・・・相手はこっちを見ていない事だって!あるのに!」

 バーザム 「お前・・・」

 コマカス 「ねえ、なんでさ・・・何でだよ」

 バーザム 「俺にあいつと一緒になる資格なんか・・・」

 コマカス 「そんな事知るか!グフBは君の事好きなんだぞ!」

 バーザム 「そんな事なんかじゃねえ!!・・・お前なら知ってるだろ?俺の生い立ちを。

        そんな俺が・・・あいつみたいな奴と・・・今まではいいんだ。

        このまま卒業までこの関係を維持するんならいい。

        でもこれ以上は危険だ。これ以上進んだらあいつに迷惑をかける。だから」

 コマカス 「馬鹿野郎!親に売られたくらいでそんな事する必要無いじゃないか!

      グフB姉ちゃんまで不幸にする気か!」

 バーザム 「俺が傍にいることで!あいつが!不幸になるんだよ!」

 コマカス 「違う!好きな人の傍にいて不幸になるわけない!一緒にいて幸せになるから好きな人なんだ!」

 バーザム 「!」

 コマカス 「この関係を維持?もう遅い。バーザムだって分かってるんじゃないか?

      今の関係はもう深すぎるって。今のまま行くのも恋人同士になるのも同じだって。

      なのに一緒になる資格が無い?エゴだよ、それは!」

 バーザム 「・・・」

 コマカス 「これ、あげる」

 バーザム 「・・・チケット?」

 コマカス 「近くの遊園地の。連れてってやれば?」

 バーザム 「何で四枚?」

 コマカス 「身近になかなか進展しないペアが一組いるでしょ?その人たちに渡してやって」

 バーザム 「・・・あいつらか」


 グフB 「バーザム、コマンダーカスタムは?」

 バーザム 「逃げられちまった」

 グフB 「そうか。仕方ない、倉庫へ戻るぞ」

 バーザム 「な、なあ!」

 グフB 「どうした?」

 バーザム 「今度の日曜、部活休みだよな。何か予定あるか?」

 グフB 「いや、特にないが」

 バーザム 「じゃ、じゃあよ、遊園地行かないか?」

 グフB 「え?それはまさか・・・その・・・デ」

 バーザム 「ザクとドライセンの奴も誘って、な?」

 グフB 「・・・ああ、そう、だな・・・そうだよな」

 バーザム (悪いコマカス、やっぱいきなり二人はきついわ。・・・だめだなぁ、俺)


  続く?



※4校目『暴け!バーザムコマンダーカスタムの正体!』【4校目分】へ続く。



2006/07/29 17:41:40  >>473氏
2006/08/02 22:04:40  >>487氏
2006/08/09 12:04:07  >>493氏
2006/08/09 12:10:05  >>494氏
2006/08/09 12:45:48  >>495氏
2006/08/09 19:59:16  >>498氏

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