●　サーカス部の日常（仮）　●

　　ＡＣ学園のある所にテントが設置されていた。

　???　「兄さーーん！！」

　　そのテント内で、慌しく駆けている１人の少女。

　　彼女の名前はガンダムヘビーアームズ。赤い髪の毛が特徴の高校１年の女の子。

　???　「どうした？」

　ﾍﾋﾞｰｱｰﾑｽﾞ　「ひ、ヒイロがまた逃げ出した！」

　???　「なに！　またか・・・」

　　ヘビーアームズの報告を聞き、少し表情が強張ったのは、ガンダムヘビーアームズカスタム。

　　ヘビーアームズの兄で青い髪の毛の高校３年の男子。

　　ちなみにヒイロと言うのは、ヘビーアームズカスタムとヘビーアームズ他が活動している部活、

　　サーカス部『名無し』で飼っている大きな猫。

　　その大きさは大型犬にも引けを取らない。そして名前についてはツッコんではいけない。

　Hｱｰﾑｽﾞｶｽﾀﾑ　「至急、団員を集めるんだ。またヒイロが何をするか分からない」

　ﾍﾋﾞｰｱｰﾑｽﾞ　「う、うん」

　Hｱｰﾑｽﾞｶｽﾀﾑ　「ウーフェー！」

　　ヘビーアームズは再び駆けて行き、ヘビーアームズカスタムは指を鳴らすと、一羽のインコが飛んで来た。

　Hｱｰﾑｽﾞｶｽﾀﾑ　「上空からヒイロを捜すんだ」

　ｲﾝｺ　「オマエハタダシイノカ、オマエハタダシイノカ、タダシイノカトキイテイル」

　Hｱｰﾑｽﾞｶｽﾀﾑ　「よし行け」

　　インコは上空へと飛び立っていく。

　ﾍﾋﾞｰｱｰﾑｽﾞ「兄さん！皆と助っ人を１人連れてきたよ！」

　　ヘビーアームズが他の団員を連れて戻ってきた。

　Hｱｰﾑｽﾞｶｽﾀﾑ　「ヘビーアームズから聞いての通りだ。どうやらヒイロがまた逃げ出したらしい。

　　　　　　　　　　　全員、バラバラになり校内を捜してくれ」

　ｻｰﾍﾟﾝﾄ　「了解しましたぁ！」

　ﾋﾞﾙｺﾞ　「・・・・・・」

　Hｱｰﾑｽﾞｶｽﾀﾑ　「助っ人と言うのか君か？よろしく頼む」

　ﾃﾞｽｻｲｽﾞ　「まかせてっ！このデスサイズ、逃げも隠れもするが嘘はつかない！」

　ﾍﾋﾞｰｱｰﾑｽﾞ　「逃げなくても隠れなくてもいいんだけど」

　Hｱｰﾑｽﾞｶｽﾀﾑ　「多少なら動けなくしても構わない。解散」

　ﾍﾋﾞｰｱｰﾑｽﾞ　「ヒイロめぇ〜！見つけたら空中大回転斬りよ！」

　　ヘビーアームズカスタムの号令により、各自バラバラになって校内を捜し始める団員達。

　　そして数分後、猫は生徒会執行部の部室にて無事見つかったそうな。

　　ちなみに・・・インコが誰かにボコられて帰ってきたのは、また別の話。

2006/08/02　03:56:52　　>>484氏