ちーん・・・
毎日の早朝のジョギングから帰って
庭の井戸水で体を洗い清めたヅダ父が次にすることは
仏壇に向かって香を焚き、手を合わせることである。
ヅダ父 「今年も墓参りの季節だなぁ。今年は何日にする?」
ギャンヌ 「ねえ、前から父さんに聞こうと思ってたことがあるんだけど・・・」
ヅダ父 「ん?」
ギャンヌ 「母さんって・・・仏壇にもお墓にも名前ないよね?」
ヅダ父 「(ぎくう!!!)そ、それはあのほれあえsdrftgyふじこ」
ギャンヌ 「何でそんなに動揺してるの?」
ヅダ父 「ヤ、やだナァ、ぎゃンぬちゃん。動揺なんテしてる和気の清らかなるもマタヨシ」
ギャンヌ 「(ほんと兄さんとそっくりね・・・)で?母さんはどうしたのか、って話なんだけど」
ヅダ父 「う、うぬ・・・まあこういうことだ。訳あって共に住めぬ二人だが、
“母さんはいつも子供たちを思っていますよ”とちゃんと当時の置き手紙にあるから、まあ安心しろ!」
ギャンヌ 「置手紙って・・・・・・・・・ 逃 げ ら れ た の ね ? 」
ヅダ父 「ああ、遠い空の下、君はどうして暮らしているだろうか・・・」
ギャンヌ 「 逃 げ ら れ た ん で し ょ ? 」
ヅダ父 「は!いかん!朝稽古の時間だ!いくぞ、ギャンヌ!」
ギャンヌ 「こらー!はっきり逃げられたって白状しろー!」
ヅダ父 「違う!一発当てようと開発した製品、
ヅダ式ジャンピングシューズやヅダ式5倍入るパターやヅダ式頭においしいスナックが
ことごとく外れて愛想尽かされたなんてことは一切ない!!」
ギャンヌ 「そりゃ逃げられるわ・・・」
ヅダ父 「だから逃げられたんじゃないってばー!訳あって共に住めないだけなんだって!」
名も知らぬ瞼の母は今いずこ。
2006/08/10 09:10:18 >>500氏
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||