教師の朝は大変だ。
まして一家の主婦ともなると・・・、
食事の用意、授業の準備、とにかく何かと忙しい。
夫はそんな時にテレビのニュースを見たり新聞を読んだりしている。
よその人からは、その風貌からマメな性分に見られ勝ちな主人だけど
実は案外家事は不得手だ。
教職一本槍というか・・・。
それでも時々何か手伝おうと台所をウロウロしたりするのだけれど
正直な話、忙しい時はちょっと邪魔かしら。
でも気持はとても嬉しくてよ。
そんな風にあわただしい朝を過ごして、車で学校に共に出勤する。
そこで夫の運転で・・・となれば少しは私にもほっとできる時間ができるのだけれど
車の運転も私の仕事。
夫はと言えば、横で地図を見ながら、私が裏道に入ったりすると、
アーガマ 「できるのか!?ホワイトベース!?」
といつも大げさに驚いている。
一体いつになったら慣れてくださるのかしら?
学校ではそれぞれに授業を行っているのだけれど、
生徒はみなよい子でとても充実した毎日を過ごしている。
私のクラスには高機動型ザク君やゼーゴックさん、
彼のクラスにはヅダ君をはじめ、ライサラスB型君、灰ゲゼ君にΞガンダム君と
少々元気のありすぎる子供たちもいるのだけれど。
そして放課後、私が職員室で仕事をしていると、
グラウンドから彼のいつもの声が響いてくる。
アーガマ 「レフト!カバー薄いよ!何やってんの!!!」
なぜ何時もレフトにこだわるのかしら?
きっと彼にもわからない、意識の奥底から沸き起こる衝動があるのね。
ラビアンローズ 「そうよ、一心同体♪センター!カバー薄いぞ!」
なぜラビアンローズ先生が一緒になってノックしてるのか、
いささか気になるけど、まあいいわ。
あなたが私と結婚するときに言って下さった、プロポーズの言葉を信じてよ。
今日も一緒に帰りましょうね。
私の車の左舷助手席はあなたの専用席よ。
そしてまた明日も一緒に出勤しましょうね。
あなたとの結婚生活はまるで長い長い夢の始まりのよう。
裏切ってはいやよ。
いつまでも一緒に二人同じ夢を見ましょうね。
2006/08/13 00:21:43 >>505氏
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