MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


  ここは旧校舎の誰も近づかない一室。そこに部活動として認められていないが、

  同好会として活動している『科学研究同好会(通称:アスタロス)』が存在する。

  そこの会長ライノサラスA型は今日も怪しげな実験をしていた・・・。


 ライノA 「出来た・・・世紀の大発明だぁ!!!」



● 恐怖のカロリーパニック ●



 アビジョ 「お〜い、ライノA〜頼んでたものできたで・・・いないでやんす」

  この同好会の運営費はEOJが持っており、その見返りとして色々な化学兵器を提供しているのだ!

 アビジョ 「お、書置きでやんす。

       え〜なになに?『ちょっと相撲部に行って来る、例のものはトトゥガにでも渡しておく』・・・」


  相撲部部室。


 ザメル 「さあ!どんどんつっぱるでゴワス!!」

 ライノB 「近頃大将の雰囲気変わったっすね」

 トトゥガ 「うん」

  この学校にはなかなか立派な相撲部屋があるのだが、

  なにせ部員が三人(しかも一人はかけもち)故いつも二人が取っ組み合って一人が柱につっぱる有様。

  まぁ廃部になることは無いと思うが・・・。

 ライノA 「おーい、ライノB」

 ライノB 「あ、兄さん」

  まあ説明するまでも無いがこの二人兄弟である。

 ライノA 「今日の発明は凄いぞ!俺の最高傑作だ」

 ライノB 「で、何作ったっすか?」

 トトゥガ 「・・・・・・」

 ライノA 「タタラタッタタ〜超濃縮栄養丸〜」

  あの青ダヌキのように怪しげなビンを取り出す。

 ライノB 「ようするに栄養剤の類っすか?」

 ライノA 「おう!これさえ呑めばお前の夏バテだって一瞬で解消されるぞ!」

 ライノB 「別に夏バテなんてしてないっす。それより他の夏バテでダレてる人達に配ればいいっす」

 ライノA 「駄目だ!!これはものの一瞬で消化吸収される優れた栄養剤だが、

      普通の人が飲めば分解しきれずにエライ事になる!」

 トトゥガ 「それちょーだい」

 ライノB 「?トトゥガ君夏バテっすか?」

 ライノA 「まぁ、君なら飲んでも大丈夫だろ。ああ、それとこっちは約束の睡眠薬だ」

 トトゥガ 「ありがと」

  そして部室を後にするトトゥガ


 トトゥガ 「これさえあれば、皆相撲部に入る・・・」

  おいおい何考えてんだコイツは。

 トトゥガ 「学食のプリンの中に・・・」

  やばいってやばいって;

 トトゥガ 「試しに一つ・・・」パクッ

  あ、飲んだ。

 トトゥガ 「きゃっほう」

  グリコ一粒三百メートル全力疾走できるトトゥガの体にこの薬は実に馴染み、

  10km位ノンストップで行けそうな勢いだった。

 アビジョ 「あ、トトゥガでやんす、お〜い・・って速ッ!?」



 トトゥガ 「追い出された・・・」

  ここのプリン、学食のおばちゃん達の手作りである。

  そこのプリンの材料に薬を盛ろうとしたのだが、バレてつまみ出されてしまった・・・。


 トトゥガ 「どうしよう・・・」

 アビジョ 「あー!!トトゥガいたでやんす!!」

 クァバーゼ 「全く何やってんだい!」

  死の旋風隊、揃い踏みである。


  説明中・・・。


 クァバーゼ 「ふぅん、つまりそいつを飲ませれば飲んだ奴は・・・ハハハ、面白いじゃないか!」

 アビジョ 「大いに学園にパニックを起こせるでやんすね!」

 クァバーゼ 「一応実験しといた方が良いんじゃないかい?」

 アビジョ 「誰で?」

 3人 「「「・・・・・・」」」

 クァバーゼ 「こ、ここに通りかかった奴に飲ませるよ!」

 アビジョ 「そ、そうでやんすね!」


 旧ザク 「この炭、巻き藁みたいだが一体何が・・・」


  スタスタスタ


 アビジョ 「なんでいかねーんでやんす」

 クァバーゼ 「体育会系は駄目なんだよ!!」



  死の旋風隊が待ち受ける校舎裏、ここに一人の犠牲者が・・・

 マラサイ 「いつまでこうやって皆をコマカス・・・じゃなかった、誤魔化すんだろう・・・」

  彼の名はマラサイ。女生徒の格好をしているが実は男性で、一部のものしかその事実は知らない。

 アビジョ 「カモでやんす!」

 クァバーゼ 「よぉしトトゥガ、やっておしまい!!」

 トトゥガ 「うん」

  そして俊敏な動きでマラサイの前に立ちふさがるトトゥガ。

 マラサイ 「!な、なんですか貴方は!?」

 トトゥガ 「これ飲んで」

  否応無しに口に超濃縮栄養丸を放り込まれる。そして飲み込んでしまった。

 マラサイ 「ゲホッゲホッ、な、なんだ今のは・・・か、体が熱い・・・」

 アビジョ 「お、効いてきたでやんすね!」

 クァバーゼ 「どうなるか見ものだね」

  マラサイの体が服を内側から破ろうと主張している。そして耐久度を超えた瞬間ボタンが弾けとびなんと、


  そこには筋肉質な背丈の高い好青年が突っ立っていた。


  あえて疑問点を言うなら上半身が裸ということより、スカートを履いているという事だろう。


 三人 「「「( Д ) ゜ ゜ エエエェェェェェェェェ!?!?!?」」」

 マラサイ 「な・・・な・・・なんだこりゃああぁぁぁぁ!?!?!?」

  一目散に逃げ出す死の旋風隊。

  無理も無い、ブクブクに太るかと思っていた女の子がガタイのいい青年になったのだから。

 マラサイ 「こ、こんな格好誰かに見られたら・・・」

  ふと目をやるとそこには柔道部部室が。

 マラサイ 「ちょ、ちょっとだけ服を借りよう」

  幸い部員も少なく予備の(つーか余った)柔道着があったのでそれを拝借した。

 マラサイ 「これからどうしよう・・・」



  説明せねばなるまい!マラサイとて成長期の男の子!

  しかし日々の隠れた努力により女の子らしく振舞させられていたが、過剰なエネルギー摂取により急激に成長。

  彼をよく知る人じゃない限り、見分けが付かないほどの変化を遂げてしまったのだった!!


 マラサイ 「参ったなぁ・・・」


  その頃、死の旋風隊は・・・、

 アビジョ 「び、ビックリしたでやんす!!」

 クェバーゼ 「お、女が男になるなんて・・・トトゥガ!この薬違うのと間違えたんじゃない!?」

 トトゥガ 「一粒食べたけど何もおきなかったよ?」

 クァバーゼ 「・・・お、またカモが来たよ、あいつにも実験するんだ。そうすりゃ判るだろ」


 ザクV 「ハンマ・ハンマ様どこ行ったんだろ?」

 トトゥガ 「ばぁ」

 ザクV 「え?」

 アビジョ 「へっへっへ、運が悪かったでやんすねぃ」

 クァバーゼ 「トトゥガ、やぁっておしまい!!」

 ザクV 「きゃ、きゃああぁぁぁぁぁ!!!!」


 マラサイ 「何やってんだお前等ああぁぁぁぁ!!!!」

  そこへ颯爽と飛び出すマラサイ!

 アビジョ 「げ!?さっきの女おとぐふぅっ!?!?」

  マラサイのコークスクリューがアビジョの顔面に入る!

 クァバーゼ 「と、トトゥガ!!」

 トトゥガ 「うん」

  マラサイに襲い掛かるトトゥガ。しかし反射的に腕を掴み、そのまま勢いで背負い投げをかました!

 アビジョ 「ぎゃん!?」

  そしてアビジョの上に落ち目を回すトトゥガ。

 クァバーゼ 「お、覚えておいで!!」

  見事マラサイはザクVの眼前で死の旋風隊を追い払うことに成功したのだった!


 マラサイ 「大丈夫、ザクV先輩?」

 ザクV 「は、はいおかげさまで」

 マラサイ 「そりゃ良かった」←そこで微笑み

 ザクV 「あの〜貴方は一体・・・」

 マラサイ 「へ?」

  その時自分の姿に気が付くマラサイ。どうやらザクVは自分の正体に気づいてないらしい。

 マラサイ 「あ!いえ、名乗るほどの者では」

 旧ザク 「君〜!!見かけぬ顔だが空手部に〜なんだ、柔道部なのか」

 マラサイ 「え、あいや違・・・」

 旧ザク 「違うのか!なら空手部に!!」

  そのまま旧ザクから逃げるようにその場を去る。そして一人残されたザクV。

 ザクV 「柔道部の人なのかな・・・名前も聞けなかったけど」


 マラサイ 「ハァハァ、もうここまで来れば・・・・ってあれ?」

  いつの間にやら元の体に戻っている。カロリーを使い果たしたのか。

 マラサイ 「とりあえず良かった〜」


  以上、実況兼ナレーションは高機動型ザクでした (・∀・)ニヤニヤ



 クァバーゼ 「も〜う!さっきからなんだい!ちっとも上手くいかないじゃないかい!」

 アビジョ 「イテテテ、落ち着くでやんす姉御、きっと今度こそ上手くいくでやんす」

 トトゥガ 「あ、誰か来た」



 RD-4 「〜♪〜♪」

 クァバーゼ 「よぅし、今度こそやっておしま・・・」

 コマカス 「コマカスビイイィィィィム (☆∀☆)!!」

 クァバーゼ 「ぎゃあああぁぁぁ!」


  失敗。


 クァバーゼ 「おのれコマカス・・・問答無用どころかいきなり撃ってきやがった・・・」

 アビジョ 「つ、次こそ成功するでやんすよ!!」

 トトゥガ 「あ、また来た」


 メッサー 「はぁ・・・なんでこんなに不幸なんだろ、私・・・」

 アビジョ 「待つでやんす!!」

 メッサー 「え!?何!?」

  周りを十二分に確認する死の旋風隊。

 クァバーゼ 「何も無いね・・・」

 アビジョ 「何も無いでやんす・・・」

 トトゥガ 「何も無い・・・」

 メッサー 「へっ?へ?」


 クァバーゼ 「やああぁぁぁっておしまい!!」

 アビジョ&トトゥガ 「「あらほらさっさ!!」」

 メッサー 「きゃ、きゃああぁぁぁぁぁ!!!」


  トトゥガに後ろから羽交い絞めにされ、前方からアビジョが口に薬を入れる。

  そしてメッサーはその薬を飲んでしまった!


 メッサー 「な、何今の!?」

 クァバーゼ 「フッフッフ、なんだろうねぇ」

 メッサー 「あ、なんだか体が熱く・・・」

  次の瞬間!


  ポヨンと膨らむ胸部。だいたいDカップくらいあるんとちゃう?


 クァバーゼ 「ええぇぇぇぇ!?!?」

 アビジョ 「こ、今度は巨乳でやんすかああぁぁあ!?」

 メッサー 「え!?え!?何これ何これ!?!?」

 クァバーゼ 「トトゥガ!あたしにもお寄こし!!」

  トトゥガから奪い取って一粒飲むクァバーゼ、しかし・・・、

 メッサー 「む?」

  巨乳化したように思われたメッサーがいきなり横に広くなった。

 クァバーゼ 「ブフッ!?!?」

 アビジョ 「あ、やっぱりこの薬効くんでやんすね」

 メッサー 「い、いやああぁぁぁぁぁ!!(泣)」

  ドスドスと足音を立てて逃げるメッサー。悲しいけど君、弄られキャラなのよね。

 クァバーゼ 「ってことは・・・・(汗)」

  クァバーゼもポヨンと胸が出たかと思うと・・・・・・横に広くなった(笑)

 クァバーゼ 「・・・・・・・・・・・・ orz 」

 アビジョ 「だ、大丈夫でやんすよ、ちょっと太・・・ぽっちゃりした位で姉御の魅力は落ちやしませんよ!」

 クァバーゼ 「アビジョ・・・」

 アビジョ 「姉御・・・・・・」

 クァバーゼ 「あんたもお飲みー!!」

 アビジョ 「そ、それは勘弁でやんす!!!」


  とりあえず犠牲者は出た。これからどうなるのやら・・・。



 メッサー 「グスッ・・・うぇ・・・うぁ」

  先程、死の旋風隊の仕業でまんまると太ってしまったメッサー。校舎裏の草むらで一人泣いております。

 メッサー 「こ、これからヒック、どうすればグス」

  そこに通りかかるマラサイ。

 マラサイ 「?どうかしたんですか」

 メッサー 「み、見ないで!あっち行って!」

 マラサイ 「あ、ひょっとしてEOJの奴らにやられたんですか!?」

 メッサー 「ヒッグ、う・・・うん・・・」

 マラサイ 「私も飲まされたんですけど、少し走ったら元に戻りましたよ?」

 メッサー 「そ、それほんと」

 マラサイ 「はい。今他に誰も居ませんし、走ってみては?」

 メッサー 「う、うん。そうする」


  しばらく校舎裏を走ってみるメッサー。そして20分位すると・・・、


 メッサー 「戻ったああぁぁぁぁ!!!」

 マラサイ 「よ、良かったですね」

 メッサー 「ありがとう!・・・えーと?」

 マラサイ 「ま、マラサイです・・・」

 メッサー 「ありがとうマラサイさん。じゃあ私はこれで」

 マラサイ (普通の女の子だとあんな風になっちゃうんだ・・・)


  その頃。


 クァバーゼ 「とっととお引き!!スピード落とすんじゃないよ!!」

 アビジョ 「ヒィ〜〜!!」

 トトゥガ 「・・・重い」

 クァバーゼ 「なんだってぇ!?いいからとっとと行くんだよ!!

        この薬を学園中の女子に飲ませなきゃいけないんだからね!」

  自業自得で太っておきながら、自分は走らず二人にリヤカーを引かせる始末。

  それよりも学園中の女子が心配だ。



  死の旋風隊は次の獲物を求めて疾走していた。

 アビジョ 「も、も〜走れないでやんす」

 クァバーゼ 「情けない事言ってんじゃないよ!とっとと走りな!」

  するとまた誰かがやってきた・・・。

 サイサリス 「これで必要なものは全部揃ったはずよね・・・?」

  スーパーの袋を引っさげ、『茶道部の鬼灯』サイサリス登場である。

 アビジョ 「ゲ!?さ、サイサリスでやんす!?」

 トトゥガ 「(ガタガタガタガタガタガタガタガタ)」

 クァバーゼ 「丁度いい、正月のときの礼だ。あいつに食らわしておやり!」

 アビジョ 「しょ、正気でやんすか!?」

 トトゥガ 「無理無理無理無理無理無理」

 クァバーゼ 「いいから行くんだよ!当たって砕けてきな!骨は拾ってやるから」

 アビジョ 「い、嫌でやんすー!!そんなあからさまな死亡フラグ、まっぴらゴメンでやんすよ!」

 トトゥガ 「うん、うん」

 クァバーゼ 「クウッ、アンタ達あたしのいうことが聞けないのかい!?」

 サイサリス 「さっきから何騒いでるの?」

 アビジョ 「み、見つかったでやんす!!」

 サイサリス 「いや、こんな草むらからそんな大声出してたら誰だって気づくし」

 クァバーゼ 「トトゥガ!やっておしまい!!」

 サイサリス 「トトゥガくん?あんまりおいたが過ぎてるとザメル君にまた怒られるわよ?」

 トトゥガ 「ぶ、部長の・・・相撲部のため・・・・・・」

 サイサリス 「え?」



・・・以下、連載中!!



2006/08/24 23:28:54  >>33氏
2006/08/26 15:34:20  >>43氏
2006/08/27 12:51:01  >>45氏
2006/08/27 22:09:43  >>46氏
2006/08/29 22:25:57  >>60氏
2006/08/31 22:06:23  >>65氏
2006/09/15 04:43:59  >>183氏

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