MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● 喫茶 竜巻(仮) ●


  ある日のこと、ティエンロンに半無理やり連れ出されたキャプリコーン。

  キャプリコーンはティエンロンに先導され、どこかに向かって歩いていた。

 キャプリコーン 「ね、ねぇティエ?これからどこに行くの?」

 ティエンロン 「今日は、ティエのバイト先でキャプリちゃんの慰め会があるです」

 キャプリコーン 「慰め会?」

 ティエンロン 「だって、部長にフラれたんですよね?」

 キャプリコーン 「はぅ・・・・・・も、もうその事は言わないでよぉ」

  ティエンロンの直球ストレートな発言に、キャプリコーンは微妙に落ち込み気味なる。

 ティエンロン 「だから、フラれた事なんて早く忘れる事です。

        そこで店長に話したところ、慰め会をやるって言ってました。元々そういうの好きですからうちの店長」

 キャプリコーン 「ふぅ〜ん」

  そんな会話をしている事数分、二人は一軒の喫茶店の前に止まる。

  喫茶店には『喫茶 竜巻』と書かれている。

 ティエンロン 「店長。こんにちわです」

 ??? 「ん?あら来たのねティエンロン。例の玉砕したという娘は連れてきた?」

 ティエンロン 「バッチリです」

 キャプリコーン 「ぎ、玉砕・・・・・・ orz」

  狭くもなく広くもない、ゆったりとした雰囲気の店内。

  そしてカウンターの向こうには女が一人コーヒーを入れていた。

 ティエンロン 「ほら、この人が店長のトルネードガンダムさんです」

 キャプリコーン 「は、はじめまして」

 トルネード 「そう、貴女が。トルネードガンダムよ。

        トルネードさん(はぁと)なりトロンベなり好きに呼んでくれていいからね?」

 キャプリコーン 「と、とろ・・・・・・?」

 ティエンロン 「気にしたら負けです」

  キャプリコーンはトルネードガンダムなる女にペコリと丁寧に頭を下げる。

 ティエンロン 「相変わらずお客さんがいないですねぇ〜。あれ?パンダはどうしたです?」

 トルネード 「え?あぁ、実は・・・・・・その・・・・・・逃げられちゃった☆てへ★」

 キャプリコーン 「ぱ、ぱんだ?」

  ティエンロンの問いに、舌を少し出し、てへへと笑っているトルネード。

  そして二人の会話に既に着いて行けてないキャプリコーンは、微妙に困っている様子。

 ティエンロン 「店長のドジ」

 トルネード 「相変わらず口の減らないお子様ね。私に逆らうとお給料減らすわよ」

 ティエンロン 「今までまともにお給料くれたことなんて無いじゃないですか?

        先週は、えっと・・・・・・あ、確かねこ耳巫女セット。あれ使い道が無いです」

 トルネード 「大好きなセラフィム君にでも着て見せてあげたらいいでしょ?」

 ティエンロン 「その手があったです!!」

 キャプリコーン 「あ、あの・・・・・・?」

  仕舞いにはティエンロンとトルネードは口論になっていた。

  それを、何とか止めようとしている健気なキャプリコーン。

 トルネード 「あぁ、ごめんなさい、つい。それより座って?今日は貸切の私の奢りだから」

 キャプリコーン 「そ、そんな、悪いですよ」

 トルネード 「気にしないの。フラれた時は、パァ〜っとやって早く忘れるのが一番よ」

 キャプリコーン 「で、ですから、私は別に落ち込んでなんか」

 ティエンロン 「無理はいけないです。さぁさぁ、何でも好きなもの頼むです。あ、私ケーキセットです」

 キャプリコーン 「わ、私もそれを・・・・・・」

 トルネード 「ティエンロンは有料ね」

 ティエンロン 「えぇ〜〜!!」

  キャプリコーンとティエンロンはカウンター越しに座り、メニューを見てケーキセットを頼んだ様子。

  そしてトルネードの発言にティエンロンは驚きの声を上げた。その時、

 ??? 「あ、あの・・・・・・」

  一人の女の子が店内に恐る恐るという様子で入ってきた。



 ティエンロン 「あれ?あの制服」

 キャプリコーン 「UC学園の・・・・・・」

 トルネード 「あら、お客様?すみません、今日は貸切なんです」

 ??? 「ひっ!あ、ああ、あの違うんです。その、あの、アルバイト募集という張り紙を見ましたので・・・・・・」

  トルネードの何気ない言葉に、何故か肩をビクッとし、既に少し涙目で少し震えた声で言う女の子。

  チラチラと目線を逸らし、トルネードの顔を見れない様子。

 トルネード 「あ〜、もしかしてバイト希望者かしら?」

 ??? 「え? ああ、あの、はははい」

 トルネード 「なるほどね。顔は、ティエンロンよりいいわね。よし合格」

 キャプリコーン 「そ、そんな簡単に?」

 ティエンロン 「というより、今聞き捨てなら無いフレーズを耳にしたのは気のせいですか?」

  トルネードの即答に、戸惑う女の子とキャプリコーン。

  そしてジト目でトルネードを見るティエンロンだったが、軽くトルネードはそれをスルー。

 トルネード 「貴女、名前は?」

 Gセイバー 「あ、あの私、Gセイバーと申します・・・・・・」

 トルネード 「じゃあ、セイバーね」

 ティエンロン 「店長、その呼び方は色々と問題があると思いますです。

        あ、ティエはティエンロンガンダムって言いますです。よろしくですセイちゃん」

 Gセイバー 「せ、せいちゃん?あ、あの、ティエンロンさん?」

  Gセイバーは少し怯えた様子でティエンロンに聞く。

 ティエンロン 「何です?」

 Gセイバー 「あ、あの、ティエンロンさんは、私をいじめたりはしませんか?」

 ティエンロン 「はい? そんな事あるわけないです。ティエとセイちゃんはもう友達です」

 Gセイバー 「と、ともだち?」

 キャプリコーン 「私はキャプリコーンと言います。よろしくお願いしますね、Gセイバーさん」

 Gセイバー 「は、はい。よろしくお願いします。嬉しいです。私、友達が出来たの初めて」

  Gセイバーは涙目になりながらも嬉しそうに笑った。

 トルネード 「では、セイちゃんの歓迎会とキャプリコーンさんの慰め会を再開しましょう?」

 Gセイバー 「な、なぐさめかい?」

 キャプリコーン 「き、聞かないでください」

  そして少し困惑の表情を浮かべているGセイバーに、キャプリコーンのテンションはまた一層下がったそうな。



  一方、ヘビーアームズ兄妹家では・・・・・・、

 Hアームズカスタム 「ヘビーアームズ、そこでパンダを拾ったんだが・・・・・・」

 ヘビーアームズ 「ま、また家計が・・・・・・はぁ〜」



2006/09/08 02:11:11  >>104氏
2006/09/08 02:16:38  >>105氏

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