MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● ビルゴ一家の日常(仮) ●


 ビルゴV 「はぁ〜あ」

  疲れた。今、仕事が終わって家に帰宅中。帰ってさっさと風呂に入ってビール飲んで飯食いたい。

 ビルゴV 「ただいまぁ」

 ビルゴU 「あ、おかえりパパ〜!」

 ビルゴV 「ああ、ただいま」

  我が家へとたどり着き、玄関を開けると我が娘の一人ビルゴUが丁度いた。

  いつもどおり、俺の姿を見ると抱きつこうとする。

 ビルゴV 「ていっ!」

 ビルゴU 「あたっ!」

  しかし、俺はそれを脳天チョップにて阻止。ビルゴUはその場で頭を抑えて蹲る。

 ビルゴV 「こらビルゴU。帰ってきて早々抱きつこうとするなと何度言えばいいんだ?」

 ビルゴU 「いだぁ・・・・・・。ひ、ひどい、娘虐待だよ」

 ビルゴV 「虐待されたくなければ、せめて靴ぐらい脱がせなさい」

 ビルゴU 「ただの愛情表現なのにぃ」

 ビルゴV 「別の方法を考えてくれ」

  ビルゴUは見た目とは裏腹に小学生。よく分からないが、まだ親に甘えたい年頃らしいと同僚に聞いた。

  しかし、この娘は小学生のくせして女子高生並のスタイルな上に、父親が言うのもなんだけど可愛い。

  そんなのに抱きつかれれば、多少なりとも意識はしてしまうので困る。だから抱きつきは極力禁止にしている。

 ビルゴV 「そういえば、ビルゴは?」

 ビルゴU 「お姉ちゃんなら、学校の用事で少し遅くなるって。さっきメールがあった」

 ビルゴV 「ほう。それはそうとして、お前はまたそんな服を」

 ビルゴU 「なにか変?今日は狐の耳と尻尾を付けてみたの」

  ビルゴUは首を傾げる。そんな娘が着ているのはメイド服。今日は妙な動物の耳と尻尾のオプション付きだ。

 ビルゴV 「それはいいんだけど。よもやその格好で学校とかに入ってるんじゃないだろうな?」

 ビルゴU 「行ってるよ?今日もこの格好で行ったし」

  ビルゴUは当然のように答え、俺は頭が痛くなった。

 ビルゴV 「変な男とか寄ってこないか?学校で変なことされるとかないのか?」

 ビルゴU 「されるよ?街じゃ高校生のお兄さんとかに声を掛けられるし、

        学校じゃ男子がスライディングしてスカートの中見てくるし」

  さらに頭痛はひどくなる。不思議そうに語るビルゴUはやはり当然の事のように言う。

  まぁ、この容姿だ。仕方ないと言えば仕方ないけど。

  聞けば高校生のみならず、大学生、はたまた社会人にさえ声を掛けられるらしい。

 ビルゴV 「で?お前はどういう反応なんだ?」

 ビルゴU 「どういうって。別に何も。声掛けられた時は、テキトーに誤魔化すし、

        私下にスパッツ履いてるし別に見られても平気だよ」

 ビルゴV 「むぅ、それはいけないな。つけ上がるぞ?」

 ビルゴU 「大丈夫大丈夫。その時は、スライディングしてきた奴の急所思いっきり蹴ってやってるから」

  ビルゴUは笑顔でそう言い放った。なるほど、やる事はしてらっしゃる。心なしか股間が痛い。

 ビルゴU 「それよりパパ?」

 ビルゴV 「ん?」

 ビルゴU 「えいっ!」

 ビルゴV 「おわっ!!」

  そして、俺は着替えようと自分の部屋に向かったとき、

  不意に呼びかけられて振り向くとそのまま抱きつかれ倒れた。

 ビルゴV 「お、おいっ!腰に響く」

 ビルゴU 「隙ありだよ」

  ビルゴUは満足そうな笑みを見せている。その時だった。玄関のほうで誰かの気配を感じた。

  見ると、そこにいたのは何ともいえないオーラを放っていらっしゃるビルゴUの姉、ビルゴだった。

 ビルゴV 「び、ビルゴ!」

 ビルゴU 「あ、おかえりお姉ちゃん〜」

 ビルゴ 「・・・・・・・・・・・・」

  無表情のビルゴの瞳から、明らかに変質者を見るような視線が俺に突き刺さる。

  そしてビルゴは何事もなかったかのように靴を脱ぎ、2階に上がろうとする。

 ビルゴV 「ち、ちょっと待ってくれ。何か言ってくれないと逆に辛い」

 ビルゴ 「・・・・・・・・・・・・」

  俺の呼びかけも空しくビルゴはそのまま歩き続けるが、見えなくなる間際に、

 ビルゴ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・変態」

 ビルゴV 「・・・・・・・・・・・・」

 ビルゴU 「〜♪」

  そう言い残し去っていった。あぁ亡き妻よ、今日も俺達の娘達は元気だぞ・・・・・・ OTL



2006/09/12 15:23:17  >>161氏

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