マゼラン 「おらー!もっと食いついて行け!!」
グラウンドにノックの音が響き渡る。
一心に白球を追う生徒たちの白いユニフォーム姿は眩しいほどだ。
マゼラン 「ZU!体の正面で止めろ!次行くぞ!」
マゼランの指導は厳しい。
それでも生徒たちがついていくのは
厳しさの底にある優しさや
厳しさが真剣さの現れであることに生徒も気付いているからであろう。
マゼラン 「県内予選がまだまだ困難を極めようという時、
我々は共に闘うべき部員を失ってしまった・・・寒い時代だと思わんか?」
その厳しい練習の後、マゼランがグラウンドを見つめながらプロトZZにポツリとつぶやいた。
昨年の三年生甲子園メンバーが抜けて現在部員三名。
野球部は試合もままならない冬の時代を迎えていたのであった。
プロトZZ 「俺は先生に付いていきます!部員だって先生の素晴らしさを語ればきっと増える!」
マゼラン 「逞しくなったな、プロトZZ・・・」
マゼランの厳しさとプロトZZの熱さが悪い相乗効果を発揮して
新入部員避けになっていることに
彼らはまだ気付いていない。
2006/09/20 01:44:24 >>222氏
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||