MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● 寝る者と赤いパンツ ●


  UC学園。3時間目中盤あたりの時間。

 プロトキュベ 「zzZ」

  とても暖かい気候である本日。プロトタイプ・キュベレイは屋上で寝息を立てていました。これが彼女の日課。

 ??? 「こんな所にいたのか」

 ??? 「どうする兄さん。起こす?」

 ??? 「いや、このまま教室に連行する。手の方を持ってくれ」

 ??? 「分かった」

  寝ているプロトタイプ・キュベレイを見下ろしている二人の影。

 プロトキュベ 「・・・・・・お前が足側か。下心丸見えね。でも残念、私スパッツだから」

 ??? 「!起きていたのか」

 プロトキュベ 「こんな耳元でベラベラと話されたらね。

         それより私に用かな?リック・ディアスUにシュツルム・ディアス」

  寝ていたプロトタイプ・キュベレイを密かに運ぼうとしたのは、

  プロトタイプ・キュベレイのクラスメートであるリック・ディアスUとシュツルム・ディアス。

  二人は義理の兄弟であり、リック・ディアスUが兄。シュツルム・ディアスが妹。

 リック・ディアスU 「用?ふん、知れた事」

 シュツルム・ディアス 「貴女を連れて来るよう先生に言われてるの。大人しく来て、プロトキュベレイ」

 プロトキュベ 「嫌だ。私は眠い」

 リック・ディアスU 「だからって授業中に屋上で寝ることはないだろう?せめて教室で寝ろ」

 シュツルム・ディアス 「兄さんそれ違う。とにかく教室に戻ってよ」

  兄にツッコミを入れ、シュツルム・ディアスは再びプロトタイプ・キュベレイに頼み込むが、

  当の本人は聞く耳持たない様子で再び寝に入る。

 リック・ディアスU 「寝るなっ!いいから来い!お前のせいで俺達まで授業が受けられずにいるんだ!」

 プロトキュベ 「ふわあぁ〜・・・・・・だったら私なんて放っておいて、授業に戻ったら?」

 リック・ディアスU 「おーまーえー!開き直ったなぁ!」

 シュツルム・ディアス 「兄さん落ち着いて。プロトキュベレイも、幾ら成績が良いからってそれじゃあ卒業できないよ?」

 プロトキュベ 「・・・・・・」

 シュツルム・ディアス 「教室で寝るのも賛成しないけど、せめて形だけでも入らないと」

 プロトキュベ 「・・・・・・分かったよ、メンドくさいなぁ」

  シュツルム・ディアスの頼み込みにプロトタイプ・キュベレイは観念し、メンドくさそうに起き上がる。

 リック・ディアスU 「ようやく観念したか。これでやっと俺達も・・・・・・」

 プロトキュベ 「でもま、私に授業を受けさせるからには何か対価を払ってもらおうか、なっ!」

 シュツルム・ディアス 「きゃあ!」

  リック・ディアスUとシュツルム・ディアスが安堵の表情を浮かべた瞬間、

  プロトタイプ・キュベレイはシュツルム・ディアスのスカートを勢いよく捲る。

 リック・ディアスU 「ぶはっ!」

 プロトキュベ 「ふーん、今日は赤なんだ。機動力3倍なのかな?」

 シュツルム・ディアス 「ち、ちょっとぉ!」

  赤くなるシュツルム・ディアス。

  そしてシュツルム・ディアスのパンツをモロ見してしまったリック・ディアスUの鼻から血が噴出した。

 プロトキュベ 「ほらほら。今度は兄を起こさないと、授業に出れないよ?」

 シュツルム・ディアス 「あ、兄さん!ちょっと大丈夫ぅ?」

 リック・ディアスU 「かっ・・・・・・はっ・・・・・・」

 プロトキュベ 「それじゃあ私は、お二人の要望どおり教室に戻らせてもらうよ。

         いい物を見せてもらった、頑張ってね妹さん。はっはっはっはっは」

 シュツルム・ディアス 「あ、ちょっと待って・・・・・・兄さんも起きて・・・・・・もう、バカーーー!!」

  兄を抱えながら思わず叫ぶシュツルム・ディアスを背に、

  プロトタイプ・キュベレイは楽しそうに笑いながら教室に向かうのでした。

  無論、リック・ディアスUとシュツルム・ディアスが授業に出られなかったのは、言うまでもないだろう。



2006/09/25 02:53:35  >>258氏

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