MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● ベルティゴとお嬢様 ●


  AW学園、裏。

 エニルカスタム 「・・・・・・暇だ。エックスはどっか行っちまったし・・・・・・」

  エニルカスタムは、一人呆けてた。

 エニルカスタム 「ふぅ、どうしたもんか・・・・・・ん?あれは、おいそこの坊や、ちょっとカモ〜ン」

 ベルティゴ 「ぼ、坊やじゃないです」

 エニルカスタム 「あたしより年下だから坊やだろう?それより、何やってたんだ?」

 ベルティゴ 「ちょっと、お嬢様に頼まれまして・・・・・・」

 エニルカスタム 「坊やはまだ、あんなお嬢ちゃんの言いなりになんかなってるのかぁ?」

 ベルティゴ 「・・・・・・ああ見えても僕にとっては大事なお嬢様なんです。用がないなら、僕行きますよ?」

 エニルカスタム 「ああ、行け行け。あたしもお嬢ちゃんに睨まれたくないしな」

  エニルカスタムはベルティゴに、しっしとばかりに追い払う。ベルティゴはむっとしながらも何処かに行く。

 エニルカスタム 「はぁ、ジェニス、お茶入れな」

 ジェニス 「はい姐さん。もう入れてあります」

 エニルカスタム 「さすがあたしの部下だ。ズズ・・・・・・まずい。UCのリガカスの方が美味い。淹れ直せ」

 ジェニス 「は、はあ、わかりました(リガカス?)」←この後、101回入れ直す事になる。


  AW学園、教室。

 ベルティゴ 「お嬢様、お待たせしました」

  何やらいろんな物が入った袋を片手に、ベルティゴはお嬢様の所に戻ってきた。

 パトゥーリア 「おそーーーい!いつまで待たせるのよ、バカ!」

 ベルティゴ 「す、すみません」

 パトゥーリア 「で?ちゃんと買ってきたんでしょうね?」

 ベルティゴ 「そ、それがその・・・・・・僕が行った時にはもう売り切れていまして。あ、でも他のパンでしたら、ほら」

  パトゥーリアの机の上に、袋に入っていたものを出す。

  あんぱん、食パン、カレーパン、メガソニックパンと多種多様なパンが出てくるが、

  パトゥーリアの表情は変わらない。

 パトゥーリア 「やだやだ!私はジャミルパンが食べたいの!」

 ベルティゴ 「あれは購買でも人気ナンバー1ですし・・・・・・」

 パトゥーリア 「そんな言い訳聞きたくない!それでも買ってくるのが貴方の仕事でしょ!

        私、他のパンなんて食べないからね!」

 ベルティゴ 「ほ、他のも美味しいですし。今日のところは・・・・・・」

 パトゥーリア 「フンっ!お昼抜いて私が餓死したら貴方のせいだからね」

  ベルティゴの言う事にも、見事に聞く耳持たないパトゥーリア。不機嫌な顔でそっぽを向く。

 ベルティゴ 「・・・・・・・・・ぅ・・・・・・ぐす」

  あ〜あ、泣いちゃった。

 ベルティゴ 「ひっく・・・・・・ごめ、なさい・・・ぼ、ぼくのえぐっ、せいで・・・・・・」

 パトゥーリア 「・・・・・・」

 ベルティゴ 「で、でも、おじょうさまがしんじゃうのは、っく、やです。おねがい、です・・・・・・」

 パトゥーリア 「・・・・・・あ〜わかったわよ、もう! 泣く事ないでしょ、まったく。ほら、これで涙拭いて」

  泣いているベルティゴにハンカチを差し出すパトゥーリア。

 パトゥーリア 「私こんなに食べられないから、貴方も手伝いなさい」

 ベルティゴ 「は、はい」

  隣の椅子を借り、パトゥーリアと向き合うように座るベルティゴ。

  そしてパトゥーリアはメガソニックパンを取り出し、口に運ぶ。

 パトゥーリア 「(もぐもぐ)・・・・・・」

 ベルティゴ 「どうです?それもジャミルパンに引けはとらないと思いますけど」

 パトゥーリア 「(もぐもぐ)・・・・・・(お、美味しいじゃないのよ)」

 ベルティゴ 「あw 今、美味しいと思ったでしょww」

  バコッ!ベルティゴが笑いながら言った瞬間、パトゥーリアは彼女の頭を思いっきりぶつ。

 ベルティゴ 「い、痛い〜!」

 パトゥーリア 「調子に乗るな!ベルティゴのくせに」

  こうして二人は仲睦まじく?昼飯を食べるのでした。



2006/09/29 22:45:08  >>325氏

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