休み時間、廊下にて──
ｻﾞｸⅡF 「な～、いいだろ～？」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「やなこった」
ｻﾞｸⅡF 「何で～？いいじゃんかよ～～」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「嫌だと言うとろうが。
大体、何が悲しゅうて野郎と仲良くダンスパーティーなんかに行かねばならんのだ」
事の発端は数日前・・・。
下校時──
ﾋﾗﾋﾗﾋﾗ ﾊﾟｻｯ
ｻﾞｸⅡF 「ん？何か紙が落ちてきたぞ」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「何々・・・ＡＣ学園において近隣の方々との交流をいたしたく、ダンスパーティーを主催いたします。
紳士淑女の方は是非お気軽にご参加ください。・・・だとさ」
ｻﾞｸⅡF 「尚、衣装や諸費用は当校が負担いたしますだとよ」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「けっ、ただのＡＣ学園の宣伝じゃね～か。アホらし、これだから金持ちは・・・」
ｻﾞｸⅡF 「尚、優勝者には豪華な商品をご用意致しております。か・・・」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「ん？どうしたザク？お前まさか参加したいとか言うんじゃないだろうな？」
ｻﾞｸⅡF 「バーザムよ・・・」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「？」
ｻﾞｸⅡF 「優勝しようぜえええええええええええええええええええええええええ！！！！！」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「落ち着け！！大体お前出場資格の所見てみろ、男女のペアと書いているだろう。
お前相手誰誘うんだよ？」
ｻﾞｸⅡF 「そんなもの俺が女装して何とかしてやる！！！」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「ちょっと待て・・・お前まさか・・・俺と組もうなんて思ってはいまいな」
ｻﾞｸⅡF 「背に腹は変えられん。
あの金持ちＡＣ学園の豪華賞品を手に入れられるかも知れんのだぞ！！］
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「俺は断る。相手の彼女探して正々堂々と優勝すればいいだろ］
ｻﾞｸⅡF 「はは～ん、そりゃお前はいいわな］
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「な、どういう意味だよ！！」
ｻﾞｸⅡF 「お前にはグフＢが居るもんな（゜∀゜）」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「お、お前！！あいつは関係ないだろ！
大体あいつがそんなダンスとかしている姿が像像できん・・・」
ｻﾞｸⅡF 「な、頼むよ。親友だろ俺たち、嫌、同志だろ俺たちは！！考えておいてくれよ。（＿人＿）」
現在に至る。
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「は～・・・」
ｻﾞｸⅡF 「相手は見つかったかい？ど・う・しｗ」
ｸﾞﾌB 「バーザム、風紀委員会があるぞ」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「あ、ああ。今行くところだったんだ」
ｻﾞｸⅡF 「バーザム、俺たち同士だよｎ（ｒｙ」
ザクの口を塞ぐ。
ｸﾞﾌB 「ん？同士？何の話だ？」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「な、何でもないから気にするな！！」
ｸﾞﾌB 「ところで、お前は近いうちにＡＣ学園でダンスパーティーが催されるのを知っているか？」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ&ｻﾞｸⅡF 「なっ！！！！！」
ｸﾞﾌB 「どうした？」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「どうしてお前がその事を知っているんだ！！？」
ｸﾞﾌB 「今日の風紀委員会ではその事を話し合うんだ、当然だろう。
それに我が校のクラブも多数出展するからな」
ｻﾞｸⅡF 「出展？俺たちの学校のクラブも行くのか？」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「はは～ん、それで他校との交流の際にケンプファーやイフリート改達の様な一軍が
騒動を起こさないように、俺達風紀委員が監視するってか？」
ｻﾞｸⅡF 「なるほど」
ｸﾞﾌB 「そういう事だ」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「ってことは、俺達はパーティー楽しめないって事か！！？」
ｻﾞｸⅡF 「残念だったな友よ」
ｸﾞﾌB 「お前、ひょっとして誰か誘って行く相手でもいたのか・・・？」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「い、いやべつに俺にはそんな奴は・・・お前こそどうなんだよ」
ｸﾞﾌB 「い、いる訳なかろう、仕事なのだぞ。そ、その様な浮かれた気持ちなど持ち合わせてはおらん！！」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「そうだよな、お前みたいな男勝り誘う勇気のある奴居ないよな」
ｸﾞﾌB 「ど、どういう意味だ。お前みたいな優柔不断な男を誘う女のほうがおかしいんじゃないか！！？」
ｻﾞｸⅡF 「二人とも何熱くなってるんだよ(･∀･)」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ&ｸﾞﾌB 「うるさい、すっこんでろ！！」
ｻﾞｸⅡF 「ｼｮﾎﾞｰﾝ（´・ω・）」
ｸﾞﾌB 「大体お前はいつもいつも！！」
ﾊﾞｰｻﾞﾑ 「何だよ！！」
こうして結局風紀委員会に行くのを忘れてザクそっちのけで討論に明け暮れて帰ったのは
夜９時だった。
※３校目『パーティーナイト』【３校目分】へ続く。
2006/01/11 16:07:02 >>620氏
2006/02/07 14:05:52 >>695氏
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