MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● 神社と鬼灯とEOJ ●


  1月3日、皆で初詣に行く事になった剣道部。

 ザクUF 「俺たち元日に行ったんだけどな・・・」

 リックドム 「いいじゃないですか、皆で行くのも」

 グフA 「ドムトロー、あとどのくらい?」

 ドムトロ 「もうすぐっすよ・・・ほら」


 グフカス 「なかなか賑わってるな」

 ドムトロ 「さて・・・いたいた。おーいサア姉!」

 ザクUF 「サア姉?」

 サイサリス 「トローペン・・・あけましておめでとう」

 ドムトロ 「おめでとう!神社の客入りはどう?」

 サイサリス 「おかげさまでなかなかよ」

 バーザム 「ボソボソ(おいおい!あの『茶道部の鬼灯』サイサリスさんですよ!)」

 ザクUF 「ボソボソ(しかも巫女服ですよ!似合いすぎですよ!)」

 バーザム 「ボソボソ(来た甲斐がありましたなザクさん!)」

 ザクUF 「ボソボソ(しかしヤンキー口調がまだ抜けてないドムトロが

       『サア姉』とは意外な萌えどころハケーンですな)」

 ドムトロ 「そこの二人、黙れ」

 ザクUF&バーザム 「すいません」



 ドムトロ 「ふう・・・そういやザメ兄は?」

 サイサリス 「もう来てますよ。今お参りに行ってます」

 ドムトロ 「そう。じゃ皆、行きましょうよ」


 リックドム 「立派な神社ですねー」

 グフB 「かなり年季も入ってるようだな、趣がある」

 サイサリス 「私の祖父の代からあるものらしいですから」

 ドムトロ 「いたいた。ザメ兄!」

 ザメル 「おう、トローペンか。あけましておめでとう」

 ドムトロ 「おめでと」

 サイサリス 「久しぶりに三人揃いましたね」

 ザメル 「そうだな」

 リックドム 「あのーサイサリスさん、三人はどういうご関係で・・・」

 サイサリス 「私が中学のころ色々事情があって・・・トリントン中学からデラーズ中学に転校したんです。

       その時二人に助けてもらったんですよ」

 ドムトロ 「昔サア姉がいじめられてるのを見て、

      いじめてたやつらがムカついたからぶっとばしたんだ。ザメ兄と一緒にね」

 ザメル 「ああ。しかしグフカスタム、トローペンを更生してくれた事、感謝する」

 サイサリス 「私たちが言ってもあれだけはやめませんでしたから・・・本当にありがとうございます(礼をする)」

 グフカス (礼を返す)

 ライノサラスB 「あ、主将!トトゥガを見なかったすか?」

 ザメル 「?いないのか?」

 ライノサラスB 「はい。お参りの時はいたんすが・・・」

 ザメル 「迷子か?仕方ない、探すか。トローペン、また後でな」

 サイサリス 「私も仕事がありますからここで・・・」

 ドムトロ 「わかった、じゃ二人ともまたねー」

 グフカス 「トローペン、いい先輩を持っているな。では私達もお参りするか」



  パン、パン

 グフB (もっと強くなれますように・・・)

 バーザム (今年も( ´Д`)ハァハァ出来ますように・・・)

 ザクUF (彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女・・・)

 グフカス (妹の恋が実りますように・・・)

 リックドム (姉ちゃんの言葉遣いがもうちょっと良くなりますように・・・)

 グフA (ダメ部員じゃ無くなりますように・・・)

 ドム&ドムトロ 「バーザム先輩とザク先輩が大人しくなりますように・・・)



 リックドム 「先輩、おみくじどうでしたか・・・ってザク先輩?」

 ザクUF 「・・・orz」

 バーザム 「後輩よ、聞いてやるな。世の中には凶ってものがあるんだ」

 ザクUF 「ちくしょー!何でバーザムは大吉なのに俺は・・・俺はーー!」

 バーザム 「んー・・・普段の行いの違い?(゜∀゜)」

 ザクUF 「俺とかわんねえじゃねえかよー!(バーザムのおみくじをひったくって破ろうとする)うおお・・・ん?」

 バーザム 「?どうしたんだ」

 ザクUF 「えーと、バーザム君の恋愛運は・・・」

 バーザム 「あ!!!お、おい、返せ!」

 ザクUF 「脈あり、着物が吉、ね・・・へー (・∀・) ニヤニヤ」

 リックドム 「よかったですね、バーザム先輩。今日グフB先輩着物ですよ」

 ザクUF 「着物の脱がせ方は知ってるんだろうね、バーザム君 (・∀・) ニヤニヤ」

 バーザム 「お、お前ら・・・だから奴とはそんなんじゃねえって!」

 ザクUF 「そんなこと言われても『あの写真(※『激撮写真とその行く末』参照)』見せられちゃねえ」

 リックドム 「ですよねー」

 バーザム 「!あ、あれには深い事情が」

 グフB 「バーザム」

 バーザム 「!!!ど、どうかしたか?」

 グフB 「少しあっちの方を回ってくる。姉上に会ったら境内の方にいると伝えといてくれ」

 バーザム 「あ、ああ」

 グフB 「頼むぞ。(去る)」

 ザクUF 「・・・じゃあ邪魔者は退散しましょうか?」

 バーザム 「?はい?」

 リックドム 「!そうですね。部長にはお二人の事ちゃんと伝えときますから」

 バーザム 「二人?おい、どういう事だ?」

 ザクUF 「ほら、早く行ってやんねえと失礼だぞー?じゃあな (・∀・) ニヤニヤ」

 リックドム 「副部長の方から誘ってきたんです、男なら応えないと。では頑張って下さい(二人、去る)」

 バーザム 「・・・だからそんなんじゃねえって・・・」



 バーザム 「・・・ん?あれは・・・」


 エレゴレラ 「くそっ、どこにいるんだあの三人・・・」

 ディオナ 「でもグフBさんがここにいなければ問題無いんじゃ・・・いるという確信も無いんですし」

 エレゴレラ 「こういうときに限ってじいちゃんの勘は当たるんだよ・・・

       それに『あれ』が彼らの手にあるのは危険だ」

 バーザム 「お、EOJじゃん」

 エレゴレラ 「!バーザム!」

 バーザム 「んな身構えんなって、捕まえたりはしねえから。デートの邪魔するのもわりいし」

 ディオナ 「デ、デートじゃありません!・・・(ボソッ)残念だけど・・・」

 エレゴレラ 「そうだ、グフBさんはここにいるのか?」

 バーザム 「いるぜ。さっき一人であっちの方に行ったけどな」

 エレゴレラ 「本当か!?やばいぞ・・・ディオナ!」

 ディオナ 「はい!」

 エレゴレラ 「バーザム、キミも手伝ってくれ!」

 バーザム 「おい、どういうことだ?」

 ディオナ 「実は・・・」



  神社裏。


 アビジョ 「隊長、大丈夫でやんすね?」

 クァバーゼ 「勿論さ!去年の私とは一味違うよ!」

 アビジョ 「おお!頼もしいでやんす!トトゥガもいいでやんすか?」

 トトゥガ 「・・・屋台のイカ焼き堅い・・・(モグモグ)」

 クァバーゼ 「トトゥガ!作戦中にイカ焼き食ってんじゃないよ!」

 トトゥガ 「・・・?何の作戦?」

 クァバーゼ 「バカ!そりゃ勿論・・・何の作戦だっけ?」

 アビジョ 「隊長・・・作戦指令書読んだでやんすよね?」

 クァバーゼ 「馬鹿にしてんのかい!読んだに決まってるよ!・・・忘れたけど」

 アビジョ 「それじゃ意味無いでやんすよ・・・」

 クァバーゼ 「うるさい!(バキッ)いいから黙って教えな!」

 アビジョ 「痛たた・・・わかったでやんすよ・・・まず作戦目標は『風紀委員の転覆』でやんす。

       今までさんざん作戦の邪魔をしてくれた風紀委員をギャフンと言わせるでやんす!」

 クァバーゼ 「おお!どうやるんだい?」

 アビジョ 「風紀委員の委員長はエルメスでやんすが、実質的なリーダーはグフBでやんす。

       つまり、彼女をどうにかすれば風紀委員など物の数では無いでやんす!」

 トトゥガ 「で、何でおいら達ここにいるの?」

 アビジョ 「総帥の予想では剣道部は今日ここに初詣に来るでやんす。

       グフBが一人になった時を狙ってこの網で捕らえるでやんす。

       そしてグフBに風紀委員会を解散させれば万事OKでやんす!」

 クァバーゼ 「なるほど、いい作戦じゃないかい!」

 トトゥガ 「でも、グフBが断ったら?」

 アビジョ 「ふふふ・・・奥の手があるでやんす」


 ディオナ 「・・・というわけなんです」

 エレゴレラ 「今朝爺ちゃんにこの事を聞かされて・・・

       止めようとしたんだけど僕とディオナしか動ける人がいなかったんだ」

 バーザム 「あの三馬鹿か・・・くそっ(走り出す)」

 エレゴレラ 「ディオナ、僕たちも行こう!」

 ディオナ 「はい!」



  神社裏。

 グフB  ((おみくじを見て)恋愛運・・・王子様が現れる、積極的に近づくが吉・・・王子様、か。

      奴は・・・王子様という柄では無いな、でも・・・

      ・・・来ない、か。いや、あれで来るほうがおかしいな・・・あれを誘いと思う奴はいないだろう・・・

      ・・・私は、どうしてしまったのだ・・・)

 グフB 「戻る、か」

  バサッ

 グフB 「な!?(網に捕らえられる)」

 クァバーゼ 「あーはっはっは!迂闊だったね、グフ!」

 アビジョ 「捕まえたでやんす!トトゥガ、縛りつけるでやんす!」

 トトゥガ 「腹減った・・・(縛る)」

 グフB 「貴様らは・・・EOJ!」

 アビジョ 「その通りでやんす!」

 グフB 「私をどうする気だ?」

 クァバーゼ 「なあに・・・取引さ。解放する代わりに風紀委員会を解散させる、というね」

 グフB 「!そんな事できるか!」

 アビジョ 「いいんでやんすか、そんな事言って?」

 クァバーゼ 「たとえば・・・あんたの恥ずかしい写真を撮って学校中にばら撒く事だって出来るんだよ?」

 グフB 「!」

 アビジョ 「おお!悪いでやんす悪いでやんす!」

 クァバーゼ 「さあ、どうするんだい?」

 グフB 「たとえ我が身が汚されようとも・・・正義は守らねばならん、貴様らには屈しない!」

 クァバーゼ 「!・・・し、仕方ないねえ、どうなっても知らないよ!」

 グフB (姉上、父上、お許しください・・・)

 バーザム 「うああああああ!(アビジョに体当たり)」

 アビジョ 「ぐえっ!?」

 グフB 「!?」

 バーザム 「ハア、ハア・・・やっと見つけたぜ、グフ・・・」

 クァバーゼ 「バーザム!よくも邪魔してくれたね!」

 バーザム 「うるせえ三馬鹿!正月早々何してやがんだ!」

 アビジョ 「三馬鹿じゃ無いでやんす!オイラ達は・・・“深淵なる頭脳”アビジョ!」

 トトゥガ 「“縁の下の力うどん大好き”トトゥガ!」

 クァバーゼ 「“美麗なる司令塔”クァバーゼ!」

 三人 「三人揃って『死の旋風隊』!」(決めポーズ)

 バーザム 「おい、大丈夫だったか?(グフBの縄をほどく)」

 グフB 「・・・王子様・・・」

 バーザム 「?何か言ったか?」

 グフB 「いや、何でもない・・・」

 アビジョ 「!しまったでやんす!」

 クァバーゼ 「ああ!なんて奴らだい!私たちの華麗な決めポーズに見とれないなんて!」

 アビジョ 「そこじゃないでやんす!縄がほどかれてしまったでやんす!」

 グフB 「さて、借りは返すぞ・・・」

 クァバーゼ 「!!ど、どーしよーアビジョ?」



 アビジョ 「大丈夫でやんす、こんな時の奥の手でやんす!」

 グフB 「何?」

 アビジョ 「こい!ロボーーーーーー!(指パッチン)」

  ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・

              _  _
               ヽn/
             ¶ {凸} ¶
             ├[G]┤
             / [゚] \
               [X]
               ┃┃
               ¶ ¶
               瓦 瓦


 グフB 「な・・・」

 アビジョ 「どうでやんす!これが奥の手の巨大ロボ、『ロボREXXX』でやんす!」

 バーザム 「ロボゲ板から拾ってきたの少し改変しただけじゃねえか・・・」

 アビジョ 「うるさいでやんす!文句は作者に言うでやんす!ロボ、あいつらを捕まえるでやんす!」

 ロボ 「グゴオ・・・」

 バーザム 「やべえな・・・おい、逃げっぞ!」

 グフB 「あ、ああ。(走り出すが着物なので走りづらい)く・・・」

 バーザム 「っ・・・しょうがねえな(グフBをお姫様抱っこして走る)」

 グフB 「!!バ、バーザム、何を!」

 バーザム 「大人しくしてろ!追いつかれっぞ!」

 グフB 「・・・(ぎゅっ)」



  バッ


 ドム 「!バーザム先輩!?」

 グフA 「ちょっと!グフBに何を・・・」

 ザクUF 「バーザムー!!!お前なにそんな羨ましい事してんだよーー!」

 バーザム 「うるせえ!お前らも逃げろ!」

 ロボ 「グガガガガガゴゴ・・・」

 グフカス 「!グフ、あれは!?」

 グフB 「EOJが・・・」

  (な、何だあれは?)

  (に、にげろー!)

 グフカス 「いや、今はそれどころではないか・・・混乱を収めるぞ!」


 ザメル 「サイサリス、大丈夫か?」

 サイサリス 「ええ・・・あれは?」

 ザメル 「わからない・・・!?」


 トトゥガ 「・・・(みんないるところで捕まえても意味無いんじゃないかな・・・あ、ロボが神社壊した・・・)」


 ザメル 「トトゥガ!あいつ、何を・・・」

 サイサリス 「あ・・・神社が・・・参拝客が・・・」


  プチ


 ザメル 「?サイサリス?」

 サイサリス 「・・・あいつら・・・許さない・・・(ダッ)」

 ザメル 「お、おい!」


 クァバーゼ 「くそっ、見失ったか」

 エレゴレラ 「クァバーゼ!もうやめるんだ!」

 クァバーゼ 「エレゴレラ・・・お前の指図は受けないよ!」

 アビジョ 「ん?(持ち上げられる)のわっ!?」

 サイサリス 「無知蒙昧なる輩どもに・・・(アビジョを振り回してロボに叩きつける)」

 アビジョ 「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

 ロボ 「グ、グガァァァァァ・・・」

  チュドーン

 クァバーゼ 「ロ、ロボが!」

 サイサリス 「・・・このロボを操ってたのはあなたたちね・・・死になさい」

 クァバーゼ 「あ、ちょ、そrehぎゃぁぁぁぁぁ・・・・」

 トトゥガ 「ぶ、部長・・・」

 ザメル 「トトゥガ・・・ちょっとこっち来い」


  この騒動はたまたま居合わせたザク強行偵察型により大きく報道され、

  サイサリスが怒ったときの恐さを学園中に知らしめたという・・・。


  完



2006/01/16 19:49:03  >>625氏
2006/01/17 22:10:36  >>629氏
2006/01/19 22:13:04  >>633氏
2006/01/21 00:31:55  >>634氏
2006/01/24 23:08:08  >>643氏
2006/01/27 00:19:43  >>648氏
2006/01/29 01:23:05  >>649氏
2006/01/30 23:45:49  >>652氏
2006/01/30 23:48:30  >>653氏

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