MS擬人化で萌えよう まとめサイト(仮)


● UC学園文化祭イベントコンベンション 〜紅白ペアの場合〜 ●


 アルビオン 「なんか今日はやけに来店客が多いねぇ。ねぇ、デナンちゃん」

 デナン・ゲー 「なんか最近、文化祭の行事を賞金をかけて募集してますから・・・まあ、アルさんは大儲けでしょ」

 アルビオン 「いやこれが、買わずに立ち読みが以外とおおくて」



 アルビオン 「しかし、みんな変な本買っていくねぇ」

 ガザD 「変な企画が受けるとか思ってるんでしょ」

 アルビオン 「確かに。あの校長ならなんでもやりそうだし」

 デナン・ゲー 「アルさん、レジレジ」

 アルビオン 「あー、はいはい・・・」

 ガンダム 「すいません、これ下さい・・・」

 アルビオン 「1500円ね」

  チャリンチャリン

 アルビオン 「ちょうどね。毎度」



 アルビオン 「それにしてもさっきのコ、すごい本買っていったわね。あれも文化祭に使うのかねぇ」



  ガンダムがペガサス屋書店で買い物を済ませ帰宅すると、

  部屋の真ん中に既に赤ザクが陣取っていた。


 ガンダム 「言われたもの買ってきたけど、どうすんのこんなの?」


  取り出した本のタイトルは『アイナとシロエット』バナナシェイク・デンジスピアー著と書かれている。


 赤ザク 「当然、これを秋の文化祭にやるわけよ、歌劇としてね」

 ガンダム 「へー、誰が主役?」

 赤ザク 「・・・本気で言ってる?それ」


  尚、この作品は昔から仲の悪いアマダ家とサハリン家の御曹司とご令嬢が恋仲に落ちるという話である。

  衝撃の結末は

  どうせひとつになれないなら一緒に死ぬ→どうせなら皆で死ぬ→コロニー落とし

  へと発展するのだが、とりあえずはハッピーエンドになるのである。


 ガンダム 「え!?俺が主役なの!?」

 赤ザク 「あったりまえでしょ!そして悲劇のヒロインがわ・た・し♪」

 ガンダム 「でも素人の俺等がいきなり劇だなんて・・・」

 赤ザク 「いいのいいの、どうせうちの学校演劇部なんて無いんだから」

 ガンダム 「あっそう・・・」


 赤ザク 「でも二人だけじゃきついわよね・・・」

 ガンダム 「じゃあ人形劇とか・・・なんでそんな目で見るの?」

  見ると赤ザクはモノアイもビックリするような顔でガンダムを見ている。

 赤ザク 「ハァ、あのねガンダム君?今回はガンダム君が主役に返咲くチャンスなの。

      それを人形劇なんて地味なので済ませたらもっと影が薄くなるわよ?」

  流石にそう地味やら影薄いやらの連続攻撃で攻められると傷つくガンダムであった。

 ガンダム 「・・・・・・サイデスカ・・・じゃあ、人数どうすんの?」

 赤ザク 「とりあえずガンキャノンさんやガンタンクさんにも声掛けて・・・」

 ガンダム 「うーん・・・あとは・・・」

 赤ザク 「そこの二人も使うだけ使うか・・・」

 ガンダム 「そこの二人?」

 G-4&G-5 「「使うだけ使うって私達は使い捨ての花火かああぁぁぁ!!」」

 ガンダム 「!G‐4、G‐5居たの!?」

 赤ザク 「そっか!演出にキャノンさんに花火を作って貰うってのも」

 ガンダム 「それはやめてええぇぇぇぇ!!」


  これでも6人。しかも5人は女だ!果たしてこんなんで舞台は成功するのか!?



  我々『一年戦争歌劇団』は深刻な人員不足に悩まされていた。

  なんとかその問題を解決するべく暗躍する我等がガンダム。

  しかし彼の力を持ってしても事態は変化しないのだった・・・。



 ガンダム 「何始めての人が見たら勘違いするようなモノローグ入れてんだよ」

 赤ザク 「えへ♪」


  ガンダムの部屋にてガンダム、赤ザク、G‐4、G‐5が円を囲んで座っている。

  そして中央には『アイナとシロエット』の脚本。


 赤ザク 「なんと言っても男手が足りないのよね」

 G-4 「赤ザクさんが男装してやればいいじゃないですか〜」

 G-5 「ね〜」

 赤ザク 「私がヒロインなの!あんた等こそどう?役は村人A・Bってとこで」

  只ならぬ空気が部屋に流れる。

 ガンダム 「(あわわわ、このままじゃ拙い)そ、それじゃクラスの同級生に声でも掛けてみない?」

 赤ザク 「例えば?」

 ガンダム 「こ、高機動とかは?」

 G-5 「あれは今主役張りそうな勢いだから拙いのでは?」

  そういうこと言わない。

 G-4 「うんうん」

 ガンダム 「シュヤクハオレナノニ orz」

  一々落ち込むな。

 赤ザク 「ボールくんとかは?」

 G-4 「それこそ村人Aね」

  また酷いことを言う・・・。

 ガンキャノン 「もっと簡単な方法があるわよ」

  ポテチの袋を持ったガンキャノンがガンダムの隣に座る。

 ガンダム 「キャノン姉?」

 赤ザク 「なんですか?簡単な方法って」

 ガンキャノン 「白スナにでも頼んでWhite dingoに出てくる奴に出演依頼してみるのよ。

        出番無くて必死だから食いつくんじゃない?」

 ガンダム 「なるほど」

 赤ザク 「じゃあ早速明日頼んでみよう!」

 G-4& G-5 「「おおーー!!」」

 ガンダム 「おー(棒読み)」


  果たしてそう易々と見つかるのだろうか・・・?



『UC学園ミュージカル 〜アルビオンの過去〜』へ続く。



2006/07/09 22:10:43  >>430氏
2006/07/10 13:53:04  >>433氏
2006/08/01 02:11:03  >>476氏
2006/08/02 01:39:49  >>483氏

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